ザ・スクワッド | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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熱い主人公が痛快。問答無用の骨太サスペンス!!
 
2017年1月7日公開
監督:バンジャマン・ロシェ
出演:ジャン・レノ
アルバン・ルノワール 他
 
【賛否両論チェック】
賛:大勢に流されない主人公達が、凶暴な悪党を相手に問答無用で立ち向かってい姿が、痛快でカッコイイ。
否:やけに感傷的な登場人物等、やや感情移入しづらい部分があるか。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも
 
 
 悪名高い伝説の刑事が、因縁の宝石強盗犯を追うサスペンスです。主演はジャン・レノ。
 
 深夜のパリの街。とある工場に強盗団が押し入り、金を強奪していました。するとそこへ、ベテラン刑事のセルジュ(ジャン・レノ)率いるパリ市警の刑事達が駆けつけてきます。強引な手法で悪名高い彼らは、犯人達の車にパトカーを体当たりさせると、大立ち回りを演じ、全員を逮捕することに成功するのでした。その夜、チームに加わったばかりの新米刑事の誕生日を祝ったセルジュ達。ふと席を外したセルジュは、同僚のマルゴーと外で落ち合います。実はセルジュは、上司のウィッカー警部の妻でもあるマルゴーと不倫関係にあるのでした。その後セルジュは、停めてあった車で情報屋と接触、良からぬ噂のあるデダリス銀行の警備が甘いことを知らされます。
 
 ところが翌朝出勤したセルジュは、ウィッカーが署長室へと入るのを見て唖然とします。実はウィッカーは新たに署長に昇進しており、早速セルジュ達の前で、
「やみくもに突撃するのではなく、捜査をしろ。」
と訓示をたれます。元々折り合いの悪いセルジュ達は、ますます肩身の狭い想いをさせられてしまうのでした。それでもセルジュは、相棒のニールズ(アルバン・ルノワール)を連れてデダリス銀行を訪れると、警備の甘さを忠告します。
 
 その直後、宝石店で強盗事件が発生。店の金庫が破られ、客の女性1人が射殺された事件でしたが、現場を見たセルジュには、ピンと来るものがありました。それはかつて強盗事件を繰り返し、セルジュが逮捕したものの、証拠不十分で野放しになっていた男、アルミン・カスペールの手口と、今回の事件が酷似しているということ。セルジュは早速街のゴロツキに口を割らせ、カスペールに近い男の居所を突き止めます。監視を続けるうちに、遂にカスペールが顔を出したため、セルジュ達はその家に突入し、カスペールの一味を逮捕するのでした。ところが、捜索をしてもカスペールが今回の事件に関与した証拠は全く出ず、カスペールは釈放されてしまいます。結果が出ないセルジュの乱暴な捜査に、ウィッカーは激怒し、セルジュのチームは解散させられてしまうのでした・・・。
 
 まるでひと昔前の刑事ドラマのような骨太のサスペンスです(笑)。命令無視・規則違反は日常茶飯事な主人公達が、因縁の強盗犯を相手に、問答無用の大立ち回りを演じる姿が、非常にスリリングで痛快です。
 
 アクションも迫力満点で、犯人達との銃撃戦は刑事ドラマというよりは、さながら市街戦のようで、圧倒されてしまいます。
 
 展開はややご都合主義だったり、やたらと私情に流される署長がいたりと、少し感情移入しづらい部分はありますが、ストレス発散にはもってこいの刑事モノです。気になった方は是非。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※アルバン・ルノワール・・・本作では、主人公の相棒・ニールズ役。最近の映画では、サッカーの試合会場周辺でゾンビウィルスが蔓延するという「ゴール・オブ・ザ・デッド」で、主人公のサッカー選手を演じていらっしゃいます。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>
 
 
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