ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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知識はあった方がイイ?桁外れのスケールで描かれる、アウトロー達の孤高な戦い!!
 
2016年12月16日公開
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:フェリシティ・ジョーンズ
ディエゴ・ルナ
ドニー・イェン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:バラバラのアウトローだった主人公達が、帝国の支配に反旗を翻し、無謀な作戦へと挑んでいく様子が、迫力のアクションと共に描かれていく。主人公とその父との切なすぎる確執にも、考えさせられる。
否:やはり予備知識がないと、設定や相関関係が分かりにくい。終わり方も賛否は必至か。
 
ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・殺害シーン等多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・悪役の雰囲気は少し怖いかも
 
 
 あの「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフです。エピソード4へと続く10分前までの出来事を描きます。主演はフェリシティー・ジョーンズ。
 
 15年前、まだ幼かった少女・ジンは、帝国の研究者だった父・ゲイレン(マッツ・ミケルセン)と母・ライラと共に、帝国の支配から逃れ、小さな星に隠れ住んでいました。ところがある時、帝国軍に発見されてしまい、長官であるクレニック(ベン・メンデルソーン)が、直々に身柄の確保にやって来ます。実はゲイレンは、帝国軍が開発を進める兵器〝デス・スター”開発の中枢を担っており、彼の脱走によってその開発が滞っていたのでした。ゲイレンはすぐにライラとジンを逃がすと、自らクレニックの前に進み出ますが、そんな彼らの前に、銃を構えたライラが立ちはだかります。なんとか押しとどめようとするゲイレンでしたが、結局ライラはクレニックによって、遠くの草陰から見つめるジンの目の前で、射殺されてしまうのでした。悲しみを押し殺して逃げ出したジンは、洞窟に用意されていたシェルターに逃げ込み、事なきを得ます。やがて彼女を迎えに来たのは、ライラから知らせを受けた反乱軍のソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)でした。
 
 やがて月日は流れ、現在。成長したジン(フェリシティ・ジョーンズ)はソウと袂を分かち、アウトローとして荒んだ生活を送っており、今は帝国軍の収容所に囚われていました。時を同じくして、ゲイレンからデス・スターの情報を託されたパイロット・ボーディー(リズ・アーメッド)が、帝国軍から脱走し、ソウの下へと辿り着きます。彼は警戒するソウに、ゲイレンからのメッセージを渡すのでした。
 
 同じ頃、ジンは強制労働に駆り出される途中で、乗っていた護送車が襲撃され、反乱軍の将校であるキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)によって救出されます。すぐに反乱軍の主要基地へと連れていかれたジンは、反乱軍のモン・モスマ(ジュネビーブ・オライリー )から、彼女が助けられた理由を聞かされます。それによると、デス・スターの完成が近く、なんとかそれを阻止するために、ジンにゲイレンの居場所を突き止め、保護してほしいとのこと。モスマは、ソウがボーディーを拘束したという情報を入手しており、彼らとの接触を試みるべく、ソウと顔馴染みのジンを選んだのでした。こうしてジンはキャシアンと共に、ソウが潜伏している星・ジェダを目指すのでしたが・・・。
 
 一応物語そのものは1話完結しているので、「スター・ウォーズ」の知識が全くなくても楽しめるとは思いますが、やはりそもそもの設定や人物同士の関係が分かりにくいので、予め最低限の知識は入れておいた方が良さそうです。
 
 帝国による強大な支配が拡大する中で、孤独なアウトローだった主人公。彼女が図らずも似たような境遇の仲間達と出逢い、帝国への反撃の切り札を奪うべく、無謀とも思える作戦に身を投じていく様が、壮大なスケール感の中で描かれていくのが印象的です。一方で、彼女を守るために、やむにやまれず帝国に力を貸すことになってしまった父との絆に、悩み葛藤する主人公の姿もまた、切なく映ります。
 
 アクションもさすがスター・ウォーズのスピンオフだけあって、圧倒的な世界観の中で、息を飲むようなド迫力の戦いが繰り広げられるので、思わず圧倒されてしまいます。
 
 終わり方はちょっと賛否がありそうなところですが、往年のシリーズファンにも、初めてスター・ウォーズを観る方にも、是非オススメです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※フェリシティ・ジョーンズ・・・本作の主演。最近の映画では、エディ・レッドメイン主演の「博士と彼女のセオリー」や、ニコラス・ホルト主演の「アウトバーン」、そしてトム・ハンクス主演の「インフェルノ」等でのヒロイン役が有名なところです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 

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