CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第2章 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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動き出した陰謀。加速し始める戦いの行方。
 
2016年12月2日公開
監督:神山健治・柿本広大
出演(声):河本啓佑・種田梨沙・福圓美里 他
 
【賛否両論チェック】
賛:おたずね者にされてしまったサイボーグ達が、最強の敵を相手に、どう対峙するきっかけを掴もうとするのか、その行方にハラハラさせられる。〝自らの存在意義”という普遍的な問いも印象的。
否:前作の知識はあった方がイイ。展開の割りにやや緊迫感が欠ける演出が気になるか。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーンあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少しだけ怖いかも
 
 
 石ノ森章太郎さん原作の不朽の名作が、新たに3部作でアニメ映画化されました。その第2章です。
 
 前作で明らかになった、強力な能力を持ち、有史以来世界を裏で牛耳ってきた異能者達「ブレスド」の存在。そのブレスドの策略にはまり、国連の対テロ部隊「ガーディアンズ」からも追われる身となってしまったゼロゼロナンバー・サイボーグ達は、万能戦闘艦「ドルフィン3」でステルス飛行を続けながら、次の一手を思案するのでした。
 
 前作で2名のブレスドによる攻撃を受けたものの、ブレスドが一枚岩で統率のとれた行動をしているとは思えず、009こと島村ジョー(声:河本啓佑)は、
「中には戦いを望まないブレスドもいるのでは?」
と主張します。003ことフランソワーズ・アルヌール(声:種田梨沙)も、
「戦わずに済むのなら、その方法を探すべき。」
と同調。かくして彼らは接触を図るべく、ジャーナリストのルーシー・ダベンポートが入手していた資料から、ブレスドらしき1人の男を絞り込みます。それはミネソタの山奥で人々の救済に当たっているという、仙人とおぼしき老人・シャマランでした。
 
 サイボーグ達は、早速行動を開始。ジョーとフランソワーズ、そしてネイティブアメリカンの005ことジェロニモ・ジュニア(声:乃村健次)の3人は、シャマランの下へ。CIAに所属していた002ことジェット・リンク(声:佐藤拓也)と、MI6に所属していた007ことグレート・ブリテン(声:佐藤せつじ)は、その人脈からブレスドとおぼしき人物の調査を進めます。一方、彼らを追うガーディアンズの隊長・五十嵐は、一連のゼロゼロナンバー・サイボーグの不可解な行動に疑問を抱きつつも、上層部の命令には逆らえぬまま、ドルフィン号の潜伏先を特定し、攻撃を指示するのでしたが・・・。
 
 一応冒頭で、第1章のあらすじは解説してくれますが、やはり予め観ておいた方が良さそうではあります。世界を裏で牛耳る異能者“ブレスド”によって、おたずね者にされてしまったサイボーグ達が、いかにブレスドと対峙しようとするのか、注目です。
 
 また同時に、自分達の存在意義が霞んでしまった009が、
「自分が本当は何を望んでいるのか?」
という問いに自問自答し、苦しみぬいた末に答えを見出していく姿も印象的です。
 
 ただフルCGのせいか、内容や展開は非常に危機迫っているはずなのに、やや緊迫感が伝わってこない感もあって、少し気になるところではあります。
 
 良くも悪くも、完全に前作からの鑑賞者向けの作品です。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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