ブレア・ウィッチ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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見えない恐怖。ハラハラ必至の戦慄モキュメンタリー。

 

2016年12月1日公開
監督:アダム・ウィンガード
出演: ヴァロリー・カリー
ジェームズ・アレン・マキューン
ウェス・ロビンソン 他

 

【賛否両論チェック】
賛:予備知識は不要。呪われた森で、見えない恐怖が少しずつ主人公達に迫っていく様が、モキュメンタリーの演出を駆使して、非常におどろおどろしく描かれていくのが印象的。
否:モキュメンタリーなので、手ブレ等の演出が非常に多く、何が起きたか分からないまま終わってしまうシーンも多い。急に驚かせる描写も、苦手な人には向かない。

 

ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・傷口のシーン等が結構あり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがメッチャあり

 

 

 ホラー映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の17年ぶりとなる続編です。前作で失踪した姉を追い、その弟達が森へと入っていく様子を描いたモキュメンタリー(フィクションのドキュメンタリー)です。

 

 2014年5月15日。パーキッツヴィルにあるブラック・ヒルの森で、残された撮影機材が発見されました。森では直前に、入っていった若者達が行方不明になっており、機材は彼らが撮影していたものと思われました。本作はその映像を編集したもの。

 

 主人公のリサは、学校の課題のために、恋人のジェームスを撮影していました。その時ジェームスが観ていたのは、You Tubeにアップロードされていた、20年前に森で行方不明になった姉・ヘザーが残した機材に映っていたとされる動画でしたが、彼はその中に一瞬、ヘザーの幻影を目撃します。そこで2人は、幼馴染みのピーターとアシュリーと共に、ヘザー失踪の真相を突き止めるべく、最新の撮影機材を携え、動画の投稿者が住む田舎町・パーキッツヴィルへと向かいます。

 

 パーキッツヴィルは、1700年代まではブレアと呼ばれる村で、そこにあるブラック・ヒルという森には、“ブレアの魔女伝説”と呼ばれる怪伝承がありました。20年前、ヘザー達もその伝承を取材しに行ったまま、行方不明になってしまったのでした。やがてリサ達は、動画の投稿者である青年・レーンと、その恋人・タリアの下へと到着。しかし2人は、機材の発見場所を教える代わりに、撮影に同行させてほしいと言ってきます。ピーターは難色を示しますが、ジェームスが説得し、レーンとタリアも加えた6名で、一行は森へと足を踏み入れるのでした。始めは、異様に真剣に伝承の話をするレーンに対し、どこか小バカにしているジェームスやピーターでしたが、やがて彼らに身の毛もよだつ恐怖が襲いかかることになろうとは、この時はまだ誰も予想していませんでした・・・。

 

 前作の話題が登場しますが、予備知識はなくても大丈夫です。いわくつきの森を舞台に、徐々に主人公達の身に迫ってくる見えない“何か”の恐怖が、モキュメンタリーの演出を通して、臨場感たっぷりに伝わってきます。恐怖の正体が変に表立っては登場せず、ジワジワと真綿で首を絞めるかのように、少しずつ主人公達を追いつめていく様が、ハラハラ感を駆り立てられるようですね(笑)。

 

 ただ逆に言うと、モキュメンタリー特有の手ブレやパニックの描写が続くので、何が起きたのか訳が分からないまま終わってしまうシーンも多く、人によっては興ざめしてしまうかも知れません。急に驚かせる描写も多めです。

 

何はともあれ、ホラー映画好きには、観ておいて損はない作品といえそうです。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

 

 

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