インフェルノ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ノンストップで繰り広げられる、壮大な歴史ミステリー!!

 

2016年10月28日公開
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス
フェリシティ・ジョーンズ 他

 

【賛否両論チェック】
賛:前作までの知識は不要。誰が敵か味方か分からない中で、歴史的美術品に隠された暗号を辿り、謎を解いていく主人公が痛快。ラストに至るまで、ハラハラさせられること請け合い。
否:序盤の幻覚のシーン等、怖めのシーンが多いので、苦手な人には向かないかも。

 

ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・雰囲気はかなり怖いかも

 

 

 あの「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く第3弾です。主演はトム・ハンクス。

 

 ハーバード大学の宗教象徴学者、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)が目を覚ますと、そこは病院のようでした。激しい頭痛と目眩に襲われるラングドンに、看護師のシエナ(フェリシティ・ジョーンズ)は、
「あなたは頭を撃たれて、担ぎ込まれたの。」
と告げますが、どうやら記憶障害が起きているらしく、ラングドンはそのことを思い出せません。しかも彼は大学にいたはずでしたが、そこはなんとイタリア・フィレンツェ。困惑する彼の下へ、軍警察の女性警官が到着します。ところが彼女はやってくるなり、男性看護師を射殺し、シエナにも銃口を向けます。とっさに病室を封鎖したシエナは、ラングドンを連れ、なんとか脱出。タクシーを拾い、自宅へと逃げ帰ります。その間ラングドンは、町中が地獄絵図と化する幻覚に襲われるのでした。

 

 シエナの自宅に一時的に匿われたラングドンは、アメリカ領事館に連絡。居場所を聞かれますが、不審に思ったシエナの思いつきで、ラングドンはとっさに向かいのホテルの名前を伝えます。その直後、ラングドンは自身の上着のポケットに、見馴れない筒が入っているのに気がつきます。シエナによると、それは危険な細菌等を持ち歩く時に使うバイオチューブで、中にはポインターらしきものが入っていました。早速投影してみると、それはボッティチェリがダンテの「地獄篇」を絵画にしたものでした。と、ラングドンはその中に、メッセージと共に不可解なアルファベットが書き込まれているのに気がつきます。メッセージの主であるゾブリスト(ベン・フォスター)は、大富豪にして生化学者であり、人工増加に警鐘を鳴らす危険な活動家でもありました。しかし数日前に、時計塔から飛び降り、自ら命を絶っているのでした。

 

 するとその時、向かいのホテルに何者かが到着しますが、見るとそれはなんと昨夜の襲撃者。
「領事館も信用出来ない・・・」
と困惑する2人でしたが、そこへ今度は、ラングドンが部屋のパソコンで使ったIDを探知したWHOのブシャール(オマール・シー)が、武装部隊を引き連れて到着。ラングドンとシエナは間一髪で、裏口から車で逃げ出します。ラングドンと旧知の中でもあるエリザベス・シンスキー(シセ・バベット・クヌッセン )も現場へと駆けつける中、2人はゾブリストの謎を追い、危険な逃避行を続けるのでしたが・・・。

 

 序盤から記憶を失い、訳が分からぬままに追われる身となるラングドンの模様に、いきなり引き込まれます。過激な活動家が遺した“道”を手がかりに、誰が敵か味方かも分からない状況下に置かれながらも、人類の危機を救うために奔走する主人公が印象的です。

 

 それから何といっても、このシリーズの最大の魅力である、仕掛けられた壮大な謎解きがイイですね。美術品の数々に仕組まれた暗号から、主人公がどこまで謎に迫れるのか、一緒にハラハラさせられること必至です。

 

 若干ホラー映画みたいな描写もあったりするので、苦手な人には向かないかも知れませんが、ミステリー好きには絶対オススメの1本です。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※フェリシティ・ジョーンズ・・・本作のヒロイン・シエナ役。最近の映画では、あの『スター・ウォーズ』のスピンオフ「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」での主演が有名な方ですが、他にもエディ・レッドメイン主演の「博士と彼女のセオリー」や、ニコラス・ホルト主演の「アウトバーン」等でヒロイン役を務めていらっしゃいます。今後間違いなく大注目の女優さんですね。

 

※オマール・シー・・・本作では、WHOのブシャール役。「最強のふたり」で、半身不随の大富豪を対等に扱う青年ヘルパー役で有名な方ですが、他にも「サンバ」での強制退去になってしまう移民役や、「パーフェクト・プラン」での不気味なマフィア役、「ジュラシック・ワールド」での調教師役や、意外なところでは「X-MEN フューチャー&パスト」でのミュータント役でも出演されています。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

 

 

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