彼岸島 デラックス | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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知識がないと「?」。ハチャメチャすぎる血みどろの死闘!!

 

2016年10月15日公開
監督:渡辺武
出演:白石隼也・鈴木亮平・栗原類 他

 

【賛否両論チェック】
賛:恐怖と絶望に支配された島で、あくまでも吸血鬼に立ち向かおうと戦い続ける主人公達がカッコイイ。急に驚かせるシーンも少ないので、ホラー映画が苦手でも観られそう。
否:ドラマ版の知識がないと、よく分からないまま過ぎてしまいそう。展開もツッコミどころが満載で、終わり方にも疑問が残る。

 

ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気はかなり怖いかも

 

 

 人気マンガの実写化、その映画版です。吸血鬼が跋扈する島で、人間と怪物達との死闘が描かれます。主演は白石隼也さんと鈴木亮平さん。

 

 全ての元凶は、70年前に遡ります。帝国陸軍が絶海の孤島で密かに行った、吸血鬼の生体実験。それが基となり、島には吸血鬼が増殖、さらには最凶にして最悪な吸血鬼・雅(栗原類)までもが復活し、その島・彼岸島では現在に至るまで、勢力を拡大し続ける吸血鬼達と、追いつめられながらも戦いを続ける人間達との間で、死闘が繰り広げられているのでした。

 

 島の海岸へと辿り着いた1人の青年・加藤(森岡龍)。彼は、1年前に島へと旅立った友人・宮本明(白石隼也)とケン(遠藤優弥)を探しに、何も知らずに島へとやって来たのでした。そんな加藤は、見つけた民家で水をもらおうとしますが、そこにいたのは死肉の血を貪る吸血鬼達の群れ。すぐに追いつめられてしまう加藤でしたが、突然謎の男が助けに入り、なんとか逃げおおせることに成功します。男の正体はケンでしたが、実は彼も既に吸血鬼。しかしケンは身を隠しながら、今も人々を守り戦いを続けている明を、密かに見守っているのでした。

 

 その頃明は、雅の差し向ける“邪鬼(おに)”と呼ばれる怪物達に苦しめられていました。それでも明は、ユキ(桜井美南)を始めとする仲間を守るため、師匠(声:石橋蓮司)と共に死闘を続けていました。一方、ケンと分かれた加藤は、山間にある村を発見。そこにいたのは自らも吸血鬼となり、今は同じように吸血鬼となってしまった村人達を束ねている、明の兄・篤(鈴木亮平)の姿でした・・・・。

 

 “ザ・ファン向け”の映画といった印象です(笑)。一応イントロで流れの説明みたいなものはあるのですが、如何せん突拍子もないようなストーリーなので、正直ドラマ版の知識がないと厳しいかも知れません。終わり方も賛否ありそうなところです。

 

 ただ、ホラー映画によくあるような、急に驚かせるような演出もあまりなく、吸血鬼の脅威に真っ正面から立ち向かっていく主人公達の戦いを、純粋に堪能することが出来るのは魅力です。

 

 ツッコミ始めるとキリがありませんので、あまり深く考えずに、人間の底力に熱く酔いしれたい、そんな作品です。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※桜井美南さん・・・本作ではヒロインのユキ役。最近では黒木華さん主演の「リップヴァンウィンクルの花嫁」で、結婚式のシーンに出ていらっしゃったのが印象的です。

 

※洞窟のシーン・・・クライマックスに登場する洞窟のシーン。ヒーローモノでもよく登場するところですが、最近の映画では、トリンドル玲奈さん・篠田麻里子さん・真野恵里菜さんのトリプル主演でリメイクされた「リアル鬼ごっこ」や、北村一輝さん主演の異色の時代劇「猫侍 南の島へ行く」、有村架純さん主演の「ギャルバサラ ~戦国時代は圏外です~」や、1人の忍びの戦いを描いた「忍者狩り」等でも登場します。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

 

 

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