ジェイソン・ボーン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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予備知識は必須。最強の暗殺者の次なる戦い!!


2016年10月7日公開
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン
トミー・リー・ジョーンズ
アリシア・ビカンダー 他


【賛否両論チェック】
賛:陰謀渦巻くCIAと、孤高な戦いを続ける最強の暗殺者との、息詰まる攻防にハラハラさせられること必至。ド迫力のカーアクションも魅力。
否:設定や人間関係等の説明は皆無なので、前作までの予備知識が不可欠。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン等多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも



 姿を隠し、ギリシャとアルバニアの国境付近で、賭けボクシングに出場する1人の男。彼こそがかつての最強の暗殺者、ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)でした。


 時を同じくして、アイルランドのとあるハッカー達の根城に顔を出したのは、ボーンのかつての同僚、ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)。彼女はパソコンを使い、CIAのコンピューターへと侵入すると、CIAが行ってきた極秘作戦の情報を閲覧。そこにボーンの正体である“デビット・ウェッブ”の名前を見つけ、データをUSBへとコピーしようと試みます。一方のCIAも、すぐにハッキングに気がつき、長官のロバート・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)は対応を指示。サイバー部門を担当するヘザー・リー(アリシア・ビカンダー)は機転を利かせ、電力を切る前に追跡プログラムを送り込むことに成功します。結局、ニッキーはデータの全てを移しとることは出来ず、逃走。その後彼女は、ギリシャでボーンとの接触を図るのでした。


 一方のデューイも、ニッキーがボーンと接触すると読み、現地の部隊を派遣すると同時に、ボーンに恨みを持つ作戦員(ヴァンサン・カッセル)を送り込みます。折しもギリシャでは、デモ活動が拡大しており、国会前ではデモ隊と警官隊が衝突し、緊迫した雰囲気に包まれていました。その混乱に乗じ、ボーンはニッキーとの接触に成功しますが、リーもさるもので、監視カメラや諜報員からの映像を瞬時に見極め、2人を追いつめていきます。それでもボーンは警官隊の白バイを奪うと、ニッキーを連れて激しい逃走劇を繰り広げますが、作戦員の狙撃によって白バイは転倒し、ニッキーも撃たれてしまいます。なんとか彼女を助けようとするボーンでしたが、ニッキーはボーンに向かってコインロッカーのカギを投げると、そのまま撃たれて絶命してしまうのでした・・・。


 監視による治安維持を進めようとするCIAと、不本意ながらもその陰謀に巻き込まれたかつての最強の暗殺者が、壮絶に火花を散らす様子が、大迫力のアクションと共に描かれます。ラストのカーアクションは、まさに一見の価値ありです。


 一方で、主人公の設定や登場人物の相関関係等、大事なことは全く説明してくれないので、前作までの知識が必須です。


 なにはともあれ、問答無用のアクション大作であることは間違いありませんので、アクション好きな方は是非。



【ワンチャン・ポイント】
※アリシア・ビカンダー・・・本作では、CIAの職員でありながら、次第にボーンに協力するようになるヘザー・リー役。最近の映画では、とあるCEOのAI研究を描いた「エクス・マキナ」で、問題となるAI役を演じていらっしゃいます。


※ヴァンサン・カッセル・・・本作では、ボーンを狙う作戦員役。最近の映画では、なんといっても実写映画化された「美女と野獣」での“野獣”役が有名ですが、他にもスターリン政権下のソ連での殺人事件を描いた「チャイルド44 森に消えた子供たち」等にも出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>



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