グランド・イリュージョン 見破られたトリック | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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これぞ壮絶な騙し合い。究極のトリックの果てに、最後に笑う者とは。


2016年9月1日公開
監督:ジョン・M・チュウ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ
マーク・ラファロ
リジー・キャプラン 他


【賛否両論チェック】
賛:最先端の科学を武器に襲いかかる最強の敵を相手に、華麗な技術と仕掛けで立ち向かうイリュージョニスト達の、一手先も読めない究極の騙し合いにハラハラさせられること必至。
否:トリックの全てが明かされる訳ではなく、催眠術も多用されるので、その辺りの好みは分かれそう。前作の知識も不可欠。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・暴力シーン等あり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・基本的にはなし



 壮大なイリュージョン犯罪集団の活躍を描いた続編です。今度は最強の敵として、天才エンジニア役でダニエル・ラドクリフが参戦します。


 華麗なイリュージョンで汚れた金を奪い取り、指名手配されていた犯罪集団「フォー・ホースメン」。前作のイリュージョンから1年、彼らは身を潜めていましたが、リーダーのダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)はいてもたってもいられず、彼らを導く謎の秘密結社“アイ”と連絡を取ろうと試みます。そんなアトラスを、アイの使者と思われる声の主は、もう少し待つよう諭すのでした。


 それからしばらく経ったある日のこと、自宅へと戻ったアトラスを、謎の美女・ルーラ(リジー・キャプラン)が出迎えます。実は彼女こそ、前作で紅一点だったヘンレイが、次の仕事を待ちきれずにホースメンを去ったために、新しく加わったメンバーでした。その後、久しぶりにアトラス達を召集したディラン・ローズ(マーク・ラファロ)は、いよいよ次なる仕事を指示します。それは新しく発売される携帯電話が、世界中の人々の個人情報を盗みとろうとしていることを、発表会場で暴露しようというものでした。メンバーはアトラスやディランを始め、催眠術を操るメンタリストのメリット・マッキーニ(ウディ・ハレルソン)、裏方に徹するトランプ使いのジャック・ワイルダー(デイブ・フランコ)、そしてルーラの5人。FBI捜査官としての顔も持つディランも裏で手引きをし、ホースメンにとっては容易いイリュージョンになるはずでした。


 ところが当日、潜入したホースメン達が、催眠術をかけたCEOに全てを語らせ、ステージに姿を現したところで、突然舞台装置が何者かにジャックされてしまい、同時にFBIがなだれ込んできます。装置をジャックした人物は、世間には死んだと思われていたジャックが生きていることや、ディランがホースメンのメンバーであることを暴露し、ホースメンは一気に窮地に立たされてしまいます。ディランは間一髪で逮捕を免れ、単独で逃走に成功し、アトラス達も予定通り、屋上に設置したパラシュートから、下に停めてあったトラックに乗り込む・・・はずでした。ところが4人が落ちたのは、何故か中華料理店の厨房にあるゴミ箱の中。訳が分からぬまま店内を進むアトラス達を待ち受けていたのは、メリットの双子の弟(ウディ・ハレルソン)。そして外に出た彼らは、そこが先ほどまでいたはずのニューヨークではなく、マカオであるという驚愕の事実を知るのでした・・・。


 ホースメンの華麗なトリックが通じない最強の敵を相手に、イリュージョニスト達が“目には目を”とばかりにトリックで戦いを挑む様子に、片時も目が離せません。果たして最後に笑うのは誰なのか、最高レベルでの騙し合いが繰り広げられます。


 イリュージョンもかなりスゴいですが、ただ如何せん全てのトリックが明かされる訳ではないので、人によっては消化不良が残るかも知れません(笑)。また、何でもかんでも催眠術で解決出来てしまうのも、やや腑に落ちないところでもありますね(笑)。


 前作の知識も必須です。是非復習していただいた後に、先の読めない最高のイリュージョンに酔いしれて下さいませ。



【ワンチャン・ポイント】
※ウディ・ハレルソン・・・本作では、メンタリストのメリットとその双子の弟を、一人二役で演じていらっしゃいます。最近の映画では、「ハンガー・ゲーム」シリーズでのヘイミッチ役や、「ファーナス 訣別の朝」でのギャング役、そして「トリプル9 裏切りのコード」での刑事役等、そのコワモテを活かしたキャラクターで多く出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>



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