ゴーストバスターズ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ツッコミどころはあるけれど、痛快なゴースト退治!!


2016年8月19日公開
監督:ポール・フェイグ
出演:クリステン・ウィグ
メリッサ・マッカーシー
ケイト・マッキノン
レスリー・ジョーンズ 他


【賛否両論チェック】
賛:ゴーストに熱中していた昔の自分を取り戻した主人公が、並みいるゴーストを仲間と協力して倒していく様が痛快。コメディ要素が満載で、何も考えずに楽しめる。
否:お話としてはかなり荒唐無稽なので、ツッコミどころは多すぎる。過去の作品のファンにも、好みは分かれそう。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・汚物のシーンのみあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンが少しあり



 あのゴーストバスターズがリメイクされました。暴れ回るゴーストを相手に、理系女子達が大活躍します。


 事の発端は、街中にある由緒ある建物・オルドリッジ邸でした。見学ツアーを案内していた従業員は、身の毛もよだつ怪談話を始めます。19世紀、屋敷の娘が使用人達を惨殺したため、発覚を怖れた屋敷の主は、娘を地下牢に幽閉。それからというもの、屋敷では怪奇現象が起こるようになったとのことでした。その話の直後、棚から燭台が落ち、ツアー客達は驚きます。しかし実はこの仕掛けは、従業員が予め仕掛けていたもの。その日の夜中、こっそり仕掛けを回収しにきた従業員でしたが、そんな彼は、どこからともなく漂う不気味な気配に気づいてしまいます。慌てて逃げ出そうとしたものの、窓ガラスを破ろうとした椅子は、何故か空中で止まり、戻ってきてしまいます。恐怖に駆られた従業員がとっさに駆け込んだのは、なんとあの地下牢。その後彼には、恐ろしい影が襲いかかるのでした。


 ところ変わって、とある大学のキャンパス。物理学を教えている主人公・エリン(クリステン・ウィグ)は、大学からの終身雇用を勝ち取ろうと、躍起になっていました。そんな彼女の下に、
「あなたの本を読んだ。力になってほしい。」
と、オルドリッジ邸を所有する老人が訪れます。ところが老人が差し出したのは、かつてエリンが友人のアビー(メリッサ・マッカーシー)と書いた超常現象の本「過去からのゴースト」。自身の科学者としての終身雇用が決まろうかという大事な時期に、ゴーストについて書いた本がバレたら大変と、エリンは慌ててアビーの下を訪れ、本の販売をやめるよう頼み込みます。現在のアビーはというと、別の大学でゴーストに関する研究を、メカニックのジリアン(ケイト・マッキノン)と共に行っているところでした。ところが、アビーはオルドリッジ邸の話を聞くと、俄然張り切ってしまい、ジリアンを連れて現地調査へと向かってしまいます。渋々エリンも、彼女達をオルドリッジ邸の老人に紹介するのでした。


 オルドリッジ邸へと入った3人。そこで彼女達は、かつて地下牢に閉じ込められていた娘のゴーストに遭遇します。ゴーストはエリンに粘着性の霊気を吐き出すと、窓から逃走してしまいますが、初めて本物のゴーストに出逢った3人は大喜びするのでした。ところが、アビーが喜ぶエリンの様子を撮影し、ネット上にあげてしまったことから、エリンがゴーストを信じていることは、すぐに学長の知るところとなってしまい、エリンは終身雇用どころか、大学をクビになってしまいます。一方のアビーも大学を追い出されてしまいますが、3人はめげることなく物件を探し、遂にチャイナタウンの中華料理店の2階に、事務所を構えるのでした。その後、地下鉄の駅員をしていた女性・パティ(レスリー・ジョーンズ)や、使えない事務員のケヴィン(クリス・ヘムズワース)も加わり、5人は“ゴーストバスターズ”としての活躍を始めるのでしたが・・・。


 過去と決別し、生真面目な科学者の道を歩んでいた主人公が、旧友との再会や奇妙な事件との遭遇をきっかけに、昔の自分を取り戻してゴースト退治に奮闘していく様が、非常に痛快です。


 登場するゴースト達も個性豊かで、思わず笑ってしまうものから強いものまで様々。小さい子にはやや怖いかも知れません。


 ラストはやや呆気ない感もありますが(笑)、深く考えずに楽しめる娯楽作品に仕上がっています。



【ワンチャン・ポイント】
※ビル・マーレイ・・・本作では、ゴーストバスターズをインチキだと豪語する著名な教授役。最近の映画では、偏屈な老人と少年の出逢いを描いた「ヴィンセントが教えてくれたこと」や、第二次大戦下の美術館保護活動を描いた「ミケランジェロ・プロジェクト」等に出演されているほか、「ジャングル・ブック」では陽気なクマ・バルーの声も担当していらっしゃいます。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>



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