ターザン:REBORN | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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爽快で痛快なアクションの連続。カッコよすぎる伝説の再生!!


2016年7月30日公開
監督:デビッド・イェーツ
出演:アレクサンダー・スカルスガルド
マーゴット・ロビー
サミュエル・L・ジャクソン 他


【賛否両論チェック】
賛:妻と故郷を救うため、かつての“ターザン”に戻って戦う主人公の姿が、痛快でカッコイイ。大自然を舞台に描かれる壮大すぎるアクションの連続にも、思わず圧倒される。
否:後半に進むにつれて、かなり強引な展開が続くので、ツッコミ出すとキリがない。小さい子には怖そうなシーンも多め。


ラブシーン・・・少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン等がメッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも



 あのターザンが帰ってきました。ジャングルに戻った彼が、奪われた妻を救うために立ちあがります。主演はアレクサンダー・スカルスガルド。


 1880年代後半のコンゴ。アフリカでの欧州による植民地化が進む中、いち早くベルギーがこの地を支配しました。しかしその後、ベルギーの財政は逼迫。ベルギー国王は、コンゴ奥地に眠るダイヤモンドに財政再建の活路を求め、腹心の部下であるレオン・ロイ(クリストフ・ヴァルツ)を派遣したのでした。レオンの一行はコンゴの内地へと向かいますが、山岳地帯で原住民の待ち伏せに遭ってしまいます。部隊は銃器で応戦しますが、数と地の利で勝る原住民の前に一行は全滅し、レオンは取り囲まれてしまいます。それでも彼は動じることなく、原住民の長・ムボンガ(ジャイモン・フンスー)と取引を申し出ます。ダイヤモンドの見返りにムボンガが要求したのは、「“あの男”を引き渡すこと」でした。


 ところ変わって、イギリス本国。貴族のジョン・グレイトン3世(アレクサンダー・スカルスガルド)は、首相達と面会している最中でした。首相は彼に、
「コンゴを訪れ、欧州の援助によって暮らしが豊かになっていることを、確かめてほしい。」
と依頼します。するとその時、そんな首相の回りくどい言い方に、アメリカの特使であるジョージ・ウィリアムズ(サミュエル・L・ジャクソン)が口を挟みます。実はジョンは、赤ん坊の頃に両親と共に船で遭難し、辿り着いたジャングルで両親が亡くなってしまい、ゴリラのカーラに育てられた“ターザン”でした。イギリスに戻ってからもその知名度は高く、首相はその知名度を利用して、欧州による植民地政策を正当化しようとしていたのでした。そんな政府の思惑を知るジョンは、この依頼を固辞してしまいます。帰りがけに、そんなジョンをジョージは呼び止めると、
「ベルギーがコンゴに固執するのには、何か裏があるに違いない。一緒に行ってほしい。」
と説得するのでした。


 その後、妻のジェーン(マーゴット・ロビー)と自宅に戻ったジョンは、かつての故郷・コンゴのジャングルに想いを馳せます。やがて決意を固めたジョンでしたが、ジェーンの身の安全を考え、彼女はロンドンに残そうとします。しかしジェーンも、学者だった父と共にコンゴで暮らしていた身であり、彼女もまた旅への同行を訴えます。その熱意に負けたジョンは、ジェーンとジョージと共に、一路コンゴへと向かうのでした。そんな彼の動向は、当然レオンの耳にも入っており、レオンは公安隊を引き連れて港で待ち構えますが、どうやらジョン達は途中で下船してしまったようで、空振りに終わってしまいます。その頃ジョン達は、かつて世話になった部族・クバ族の村へと到着。久しぶりの再会に、村は総出で彼らを出迎えてくれるのでした。ところがその日の夜、村は公安隊の襲撃を受け、ジョンとジェーンは捕らえられてしまいます。レオンは族長を殺し、村にも火を放つと、ジョンを連行しようとします。するとそこへ、逃げおおせたジョージが助けに入り、ジョンは間一髪で難を逃れます。しかしレオン達は船に乗り込み、逃走。ジェーンと一部の村人達は、レオンの人質となってしまうのでした・・・。


 奪われた妻を取り戻し、第2の故郷の危機を救うために、英国紳士という肩書きを捨てて、今1度野生に戻って戦うターザンの姿が、非常に勇ましくて痛快です。


 ストーリーや設定はかなり強引で、どうしても無理やり感は否めませんが、それらを差し引いてもあまりあるほどの、壮大なスケールでのターザンと仲間達の戦いが、大自然の中で描かれていく様が、とてもスタイリッシュです。


 小さい子が怖がってしまいそうなシーンが多いので、どちらかというと大人向けかも知れませんが、爽快なアクションを是非堪能してみて下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※クリストフ・ヴァルツ・・・本作では、ターザンを狙うレオン・ロイ役。最近の映画では、「ジャンゴ 繋がれざる者」での主演や、「ビッグアイズ」での実在の画家役、そして「007 スペクター」での最強の敵役でも有名な方ですね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>



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