ロスト・バケーション | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ハラハラ必至。絶望的状況下で光る、生きる執念。

2016年7月23日公開
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:ブレイク・ライブリー
オスカル・ハエナダ 他

【賛否両論チェック】
賛:絶望的な状況下で、主人公がサメにどう立ち向かい、危機を脱出しようとするのか、その勇姿に手に汗握る。緊迫感が途切れない展開にも圧倒される。
否:グロいシーンがかなり多いので、苦手な人には全く向かない。

ラブシーン・・・セクシーなシーンが少しだけあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・サメとの闘いがあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり


 人の訪れないビーチで、サメに襲われたサーファーの恐怖を描きます。主演はブレイク・ライブリー。

 メキシコのとある早朝のビーチ。サッカーをしていた地元の少年が、流れ着いていたヘッドカメラを発見します。そのカメラを再生した少年は、慌てた様子で走り出します。その足元には、真っ二つに割れたサーフボードが転がっているのでした。

 遡ること2日前。医大生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は、友人のアンナと共にメキシコを訪れていました。彼女の目的は、病死した母が昔、ナンシーを身ごもっていた時に訪れたという、秘密のビーチでサーフィンをすること。しかしアンナはホテルで酔いつぶれており、ナンシーは仕方なく単独で、親切な地元の男性・カルロス(オスカル・ハエナダ)に車で案内され、目的のビーチへと辿り着くのでした。そこは非常に綺麗なビーチでしたが、サーフィンをしているのは地元の2人の青年だけで、まさに穴場のスポットでした。

 カルロスと別れ、早速波に乗るナンシーは、青年達とも挨拶を交わし、お互いに波を満喫します。しかし途中、妹のクロエと電話をしていたところ、父親に電話を代わられてしまいます。実はナンシーは、母の死が受け入れられず、医大を中退しようと家を飛び出してきたところなのでした。心配する父をよそに、ナンシーは電話を切ってしまいます。

 その後もサーフィンを続けるナンシーは、イルカの群れに遭遇し、その後を追います。ところがその先にあったのは、なんとクジラの死骸。明らかにサメに襲われたであろうその姿を見て、ナンシーは慌ててきびすを返そうとしますが、次の瞬間、彼女は水中に引きずり込まれてしまいます。なんとかその場を脱し、クジラの背にはい上がったナンシーでしたが、左足はサメに咬まれており、かなりの重傷。しかしそれはまだ、恐怖の始まりに過ぎませんでした・・・。

 深手を負い、誰も助けに来ない絶望的な状況下で、医大生である主人公が、その知識や状況把握能力を総動員して、絶対的に優位なサメの脅威に対抗していく様が、非常にハラハラさせられます。果たしてこの危機をどう乗り越えていくのか、先も読めずに手に汗握ること必至です。

 ただ、描写はかなりグロいです。レーティングこそPG-12ですが、ピアスで足を縫ったり、体が真っ二つになったりと、苦手な人にとっては絶対観たくないようなシーンがとっても多いです。

 グロいのさえ平気であれば、是非ご覧になってみて下さい。


【ワンチャン・ポイント】
※サメとサーファー・・・本作では、負傷したサーファーとサメの鬼気迫る闘いが描かれますが、同じようにサメに襲われたサーファーの映画といえば、「ソウル・サーファー」でしょうか。こちらはなんと実話で、サメに襲われて片腕を失ったサーファーの少女が、ケガを克服しプロを目指して奮闘していく様子を描いています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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