高台家の人々 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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言葉にする大切さ。教えてくれるほんわかラブストーリー。

2016年6月4日公開
監督:土方政人
出演:綾瀬はるか・斎藤工・水原希子 他

【賛否両論チェック】
賛:“テレパス”というテーマを通して、「言葉にする大切さ」を教えてくれるのが印象的。どこか親近感が湧く登場人物も魅力。
否:設定や展開等がかなり荒唐無稽なので、好き嫌いは分かれそう。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし


 妄想好きのヒロインが、他人の心が読めるテレパスの御曹司と恋をします。主演は綾瀬はるかさん。

 物語の主人公・平野木絵(綾瀬はるか)は、商社に勤めるごく平凡な会社員。体調を崩して4日ほど会社を休んだ木絵でしたが、妄想癖のある彼女はその間、
「会社が謎の集団によって占拠された。」
という妄想をしては、時間を潰しているのでした。その後、5日ぶりに出社した木絵は、社内の空気がなんだかソワソワしていることに気がつきます。それもそのはず、社内の話題は新しくロンドンからやってきた名門・高台(こうだい)家の御曹司・高台光正(斎藤工)のことで持ちきりなのでした。

 一方、当の光正はというと、何故か浮かない表情。実は彼の一族は、他人の考えていることが分かる“テレパス”の能力を持っていたため、周りの社員が自分に対して感じていることが、全て分かってしまっていたのでした。そんな光正を見ながら、木絵は
「実は彼は、王家の陰謀に巻き込まれた王族の青年で、会社を占拠した集団に命を狙われている。」
と妄想を膨らませますが、そんな妄想はすぐに光正の知るところとなるのでした。

 その後も何度が出会った2人。やがて光正は、木絵の楽しい妄想に惹かれるようになり、やがて2人は結婚を考える仲になっていきます。しかし光正は一向に、木絵に自分の能力のことを伝えられずにいるのでした・・・。

 片や他人と話すのが苦手で、1人妄想の世界を愛するヒロイン。片やテレパスであるが故に、他人に心を許せず、こちらも孤独に生きてきた御曹司。お互いに惹かれ合うものの、木絵には光正の本心は見えず、心を覗かれてしまうことへの心労が募っていってしまうのも、自然な流れです。そんな2人が、果たしてどんな風に溝を埋めていくのか、そこに注目です。

 “テレパス”という異色な意志の伝達方法を通して、
「大事なことは、言葉にしないと伝わらない。」
という、普遍的なテーマを訴えてくるのも、またステキです。

 ストーリーそのものに好き嫌いはありそうですが、一風変わったカップルの行く末を、是非チェックしてみて下さい。


【ワンチャン・ポイント】
※柳ゆり菜さん・・・本作では、光正の上司の娘で、彼に言い寄ろうとする同僚役。最近の映画では、高校生達の危うい恋模様を描いた「劇場版うわこい」「劇場版うわこい2」での主演や、「呪怨 ザ・ファイナル」での、おのののかさん演じる女子高生の同級生役等がありますね。

※飯豊まりえさん・・・本作では、坂口健太郎さん演じる浩平の恋人・三浦役。最近の映画では、なんといっても「MARS ~ただ、君を愛してる~」でのヒロイン役でお馴染みですね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<デートで観たい>


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