ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

初めて知る国の姿。コミカルに描かれる王女の成長物語。


2016年6月4日公開
監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:サラ・ガドン
ベル・パウリー 他


【賛否両論チェック】
賛:お忍びで出かけた街で、国民の現状を知り、成長していくまでが、ハートフルに描かれていくのが印象的。初めて知る恋の行方にも、心温まる。
否:演出はややご都合主義的で、あまり現実味はないか。興味がないと退屈しそう。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・おう吐のシーン等あり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・基本的にはなし



 あの「ローマの休日」の基になったと言われる、若き日のエリザベス女王の秘密の外出を描きます。主演はサラ・ガドン。


 物語はの舞台は、1945年5月8日のイギリス。その日の24時をもって、戦争は終結するとあって、街は早くもお祭り騒ぎとなっていました。バッキンガム宮殿では、イギリス国王(ルパート・エヴェレット)がスピーチの練習中。そんな中、二女のマーガレット(ベル・パウリー)は、
「今日こそは外出したい!!」
と興奮を隠しきれません。一方、長女のエリザベス(サラ・ガドン)は、そんなマーガレットを諭しつつ、自身も外出に期待を寄せていました。しかし王妃(エミリー・ワトソン)は、
「宮殿で家族で過ごしなさい。」
と、これを許可してくれません。そこで2人は、スピーチの練習中の父に、改めて外出の許可を懇願。やがて根負けした父は、1時までに帰る条件つきでこれを許可。同時にエリザベスには、自身のスピーチに対する国民の反応を報告するよう、指示するのでした。


 ところがその夜、
「今夜だけは自由!!」
と喜びいさんで出かけようとしたエリザベスとマーガレットの前に、2人の将校が立ちふさがります。なんと出かけるのには、2人の護衛がつくとのこと。しかもいざ迎賓館に着いてみると、待っていたのは母が用意した年配の来賓達ばかり。閉口する2人でしたが、それでも大人の対応をするエリザベスに対し、マーガレットは警護の隙を見て、知り合った海兵と抜け出すことに成功するのでした。一方のエリザベスは、抜け出すマーガレットに気がつき、慌てて後を追いかけます。


 パスに乗ってしまったマーガレットを追い、後ろから来たバスに乗り込んだエリザベスでしたが、あいにく持ち合わせがなく、バス代を払うことが出来ません。するとその時、彼女のバス代を払ってくれたのが、隣りに座っていた空軍兵・ジャック(ジャック・レイナー)でした。どうやらジャックは、エリザベスをどこかの世間知らずなお嬢様だと思った様子。その後2人は、時折ケンカをしながらも、マーガレットを探して大騒ぎの街を奔走するのでしたが・・・。


 始めは好奇心から外へ出たエリザベスが、終戦という現実を突きつけられた国民の姿を目の当たりにし、一晩でひと回りもふた回りも成長していく様が、コミカルなやりとりと共に温かく描かれていきます。ジャックとの細やかな恋の行方にも、目が離せません(笑)。


 一方で、わざとコミカルな描写になっている分、現実には起こらないであろうご都合主義的な展開も結構あったりして、その辺は好みが分かれそうなところです。


 上映時間も割と短めなので、気になった方は是非。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<デートで観たい>



<「映画の通信簿2015」発売中!!>