ROAD TO HiGH&LOW | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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荒唐無稽だが胸を打つ。真っ直ぐな男達の戦いの軌跡。


2016年5月7日公開
監督:久保茂昭
出演:鈴木伸之・岩田剛典・町田啓太 他


【賛否両論チェック】
賛:予備知識がなくても大丈夫。大切なものを守るために奮闘する主人公達の姿が、心に響く。キャストもかなり豪華。
否:設定そのものはかなり突飛なので、リアリティはなく、好き嫌いは分かれそう。暴力描写も多数あり。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・暴力シーンが多数あり
アクションシーン・・・かなりあり
怖シーン・・・雰囲気は少しだけ怖いかも



 「EXILE TRIBE」メンバー出演で話題のドラマの、映画へと続く総集編です。


 物語の舞台は、荒廃した都市。かつてこの町には、琥珀(AKIRA)をトップとする「ムゲン」というグループが君臨していました。そんなムゲンに唯一対抗していたのが、雨宮雅貴(TAKAHIRO)・雨宮広斗(登坂広臣)という“雨宮兄弟”でした。それでも最強を誇っていたムゲンでしたが、ある時突如としてグループは解散、その後は、5つのグループが勃興し、混迷を極めていきます。5つのグループは、その頭文字をとって、「SWORD」と呼ばれるのでした。


 この物語の主人公である、ヤマト(鈴木伸之)とコブラ(岩田剛典)、そしてノボル(町田啓太)の3人は、幼い頃からの親友同士。現在ノボルは大学進学のために2人の下を離れており、ヤマトとコブラはSWORDの一角である「山王連合会」のトップを担っていました。そんな彼らの下にある日、他のグループ「鬼邪高校」から、チハル(佐藤大樹)が逃げてきます。純粋なチハルの姿に、ノボルの面影を重ね合わせたヤマトは、鬼邪高校の圧力にも屈することなく、チハルを守り抜こうとします。しかしそのことで、2つのグループの抗争は激化。いたたまれなくなったチハルは落とし前をつけようと、単身鬼邪高校へと向かってしまい、ヤマトもまた彼を助けようと、1人でその後を追うのでした。事ここに至って、コブラはグループを挙げて2人を助けることを決意。鬼邪高校との壮絶な戦いの末に、トップの村山(山田裕貴)との和解を勝ち取るのでした。


 ところがその後、新たな火種が持ち上がります。SWORDの一角、「White Rascals」が突如、ナオミ(藤井萩花)の店を襲撃。そのトップ・ROCKY(黒木啓司)の話によると、山王連合会のダン(山下健二郎)が、彼らの店でトラブルを起こしたとのこと。すぐさまダンに話を聞いたヤマト達は、ダンが謎の女性・ララ(藤井夏恋)に騙されて、店内で暴力団「家村会」の幹部にマイクロチップを渡すよう言われ、しかも渡す瞬間に何者かによってそのチップを奪われていたことを知ります。やがてララの正体が、“無名街”を根城にするグループ「RUDE BOYS」のトップ・スモーキー(窪田正孝)の彼女だと気づいたヤマト達。しかもララを追い、無名街の一角に紛れ込んだダンが見たのは、新型の覚せい剤「レッドラム」の製造工場。そこでダンは、チハルの姿を目撃してしまいます。そしてヤマトもまた、チハルの上着のポケットから、ダンが奪われたというマイクロチップを発見してしまうのでした・・・。


 基本的にはドラマの総集編なので、ナレーションをベースにストーリーが紹介されていくスタンスです。全部説明してくれるので、予備知識がなくても問題はありません。


 弱肉強食の荒廃した街にあって、崩れてしまった友との絆に苦しみ悩みながらも、今の仲間達を守ろうと奔走する主人公の姿が、非常に熱くて心に残ります。


 「White Rascals」のメンバーがゴールデンボンバーの皆さんだったり、主人公達が通うバーの店主が小泉今日子さんだったりと、キャストも相当豪華です。そして相当大人数です(笑)。


 ヤンキーモノですので好みは分かれるかとは思いますが、映画版へと続く壮絶な戦いの軌跡を、是非振り返ってみて下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※山田裕貴さん・・・本作では、鬼邪高校のトップ・村山役。「海賊戦隊ゴーカイジャー」のゴーカイブルー役で人気を博した方で、最近の映画では「パズル」での主演や、「ホットロード」「闇金ドッグス」「ストロボ・エッジ」等に出演されていらっしゃいますね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>



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