(劇場版)名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア) | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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予備知識は必須。シリーズの核心に近づく大作!!


2016年4月16日公開
監督:静野孔文古谷徹
出演(声):高山みなみ・古谷徹・池田秀一 他


【賛否両論チェック】
賛:“黒の組織”との対決が全面に描かれており、シリーズファンにはたまらない大作。FBIや公安との共闘にも、思わず感動させられる。
否:今回は予備知識がないと、さすがになんだか分からずに戸惑ってしまいそう。スケールが大きすぎるだけに、やや荒唐無稽な感も否めない。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも



 人気コミックの映画化・20周年作品です。今回は黒ずくめの組織との、息詰まる攻防が繰り広げられます。


 深夜の警察庁庁舎。密かに機密データを盗んでいる、1人の女の姿がありました。ところがその直後、拳銃を構えた公安の刑事達が、彼女を取り囲みます。しかし敵もさるもので、一瞬の隙を突いて刑事達を倒すと、車で逃走を図るのでした。公安の潜入捜査官・安室透(声:古谷徹)は、暴走する女の車を追いかけますが、そこへもう1台の車が追ってきます。乗っていたのは、FBIの凄腕のスナイパー・赤井秀一(声:池田秀一)。共に女を追う公安とFBIでしたが、赤井を轢き殺そうとした女の車は、逆にタイヤを撃ち抜かれて大破し、女はそのまま海へと転落してしまうのでした。


 翌日、主人公の江戸川コナン(声:高山みなみ)は、少年探偵団の面々と共に、阿笠博士(声:緒方賢一)の車で、その日リニューアルオープンした「東都水族館」へと向かっていました。いざ水族館へと到着し、阿笠博士がチケットを購入しに向かったその時、コナンは傍らのベンチに座っていた、1人の女性(声:天海祐希)の存在に気がつくのでした。ケガをしたその様子や、ガソリンの臭い、壊れたスマートフォン等から、コナンは昨日起きた事故の関係者ではないかと推理。どうやら彼女は記憶を失っているようでしたが、何故か
「警察には連絡しないで!!」
と頑なに拒みます。そんな女性の様子に疑問を感じながらも、コナン達は彼女の身元探しを手伝うことにするのでした。しかしその最中、灰原哀(声:林原めぐみ)はその女性から、“黒ずくめの組織”特有の殺気を感じとります。灰原はコナンにそのことを警告しますが、面白くない元太(声:高木渉)達は、2人の目を盗んで、彼女を連れて観覧車へと向かってしまうのでした。


 無事に観覧車に乗れた元太達でしたが、その直後、外の光の演出を見た女性は突然発作に襲われ、慌てた歩美(声:岩居由希子)は、すぐにコナンに連絡を取ります。駆けつけるコナンと灰原でしたが、エスカレーターの途中で、コナン達を見つけて身を乗り出した元太は、建物の外壁へと転落してしまいます。その瞬間、女性はとっさに飛び出し、驚異的な身体能力で元太を助けます。それを目撃した灰原は、自身の推測を確信へと変えるのでした。


 その後、女性は警察病院へと運ばれますが、そんな彼女の様子を監視している、黒の組織・ベルモットの姿がありました。そして今回の一件を皮切りに、組織に潜入していた世界中の諜報機関の捜査官達が、次々と暗殺されるという事件が発生するのでした・・・。


 今回は20周年だけあって、シリーズの核心に迫る“黒の組織”との対決が、全面に出ているのが印象的です。なので逆に言うと、多少なりともシリーズの知識がないと、あまり楽しめない感じでもあります(笑)。


 コナンとFBIの赤井、そして公安の安室と、三者が立場の違いや過去の因縁を越えて、共に組織の攻撃に立ち向かっていく姿は、観ていて思わずグッときます。


 今回はどちらかというと、謎解きよりもアクションや、重厚な人間ドラマを楽しめる内容に仕上がっています。ファンの方は必見の作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>



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