X-ミッション | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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良くも悪くも、とにかく見どころはアクションです(笑)。


2016年2月20日公開
監督:エリクソン・コア
出演:ルーク・ブレイシー
エドガー・ラミレス 他


【賛否両論チェック】
賛:プロのスタントによるド迫力のアクションの数々に、思わず圧倒される。その1つ1つに一見の価値あり。
否:ストーリーはかなり強引で、犯人達の動機にもやや無理があるか。現実味はない。


ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・少しだけあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・高所恐怖症の人には怖いシーンがあり



 スポーツスキルを駆使した犯罪集団に、FBI捜査官が潜入します。


 砂漠地帯の崖の上を疾走する、2台のモトクロスバイク。乗っているのは、動画サイトに危険なスタントを乗せ、スポンサーから金をもらっている、スタントマンのジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)とジェフの2人でした。2人のスタントは順調に進み、クライマックスの崖を飛び移るスタントに。ジョニーは見事に成功させますが、ジェフは失敗。崖にしがみつくジェフを必死に助けようとするジョニーでしたが、ジェフはそのまま転落し、帰らぬ人となってしまうのでした。


 それから7年の月日が流れ、ジョニーの姿はFBIの訓練施設にありました。彼の経歴を見た教官のホールは、
「君はFBIの捜査官には向かない。」
と、苦言を呈すのでした。同じ頃FBIは、ムンバイで起きた強盗事件の捜査に追われていました。アメリカ国籍の企業を狙ったその事件は、ビルの100階にあった宝石加工の工場に、3人組の男達が押し入り、ビルの窓をバイクで突き破ってパラシュートで脱出するという、ド派手なものでした。その後ほどなくして、今度はコンゴで、飛行中の輸送機から大金が強奪されるという事件が発生します。どちらの事件でも、奪われた宝石や金は貧民街でばらまかれており、ジョニーは名誉挽回のチャンスとばかりに、犯人グループの人物像に迫ろうとするのでした。


 やがて、ホールの下へやって来たジョニーは、犯人について、
「“オザキ8”を達成しようとしている者達だ。」
と話します。オザキ8とは、自然活動家のオノ・オザキが提唱していた8つの修業のことで、オザキ自身もその3つ目で命を落としている、達成困難なネイチャースポーツの数々でした。このオザキ8に沿う形で、犯人達がエベレストからのスカイダイビングも成し遂げていることに気がついたジョニーは、次はサーフボードで巨大な波に乗ると見て、次の出没地を予測するのでした。


 ところが、FBIの上官達は、ジョニーの主張をことごとく無視。仕方なくホールは、彼に一時的な捜査官としての権限を与え、犯人達との接触を指示します。かくしてホールは、活動家のボーディ(エドガー・ラミレス)率いる犯罪グループへの潜入を開始するのでしたが・・・。


 やはりこの作品の1番の魅力は、その道の一流のスタントマンによる、ノーCGのド迫力アクションです。モトクロスに始まり、スカイダイビングやサーフィン、スノーボードにロッククライミング・・・。それだけでも一見の価値がありそうです。


 ただその分、どうしてもストーリーが非常に強引で、犯人達の動機や目的も、無理やり感が否めません。
「何じゃそりゃ!?」
ってなりそうです(笑)。


 どちらかというと、深く考えずに、アクションだけを堪能したい作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※エドガー・ラミレス・・・本作では、犯罪グループを率いるボーディ役。最近では「NY心霊捜査官」での神父役が有名なところですが、他にも「ゼロ・ダーク・サーティ」や「タイタンの逆襲」なんかにも出演されていらっしゃいます。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>