血まみれスケバンチェーンソー | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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振り切った世界観が痛快。最強の“一刀両断”ムービー!!


2016年2月20日公開
監督:山口ヒロキ
出演:内田理央・山地まり・佐藤聖羅 他


【賛否両論チェック】
賛:立ちはだかる敵を、ツッコミながらもぶった斬っていく主人公の姿が、痛快そのもの。演者さん達の振り切った演技にも圧倒される。
否:ストーリーは有って無いようなもので、お色気シーンやグロシーンもメッチャあるので、苦手な人には不向き。


ラブシーン・・・お色気シーンが多数あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・ネロのシーンは少し怖いかも



 スケバンの女子高生がチェーンソーを武器に、改造されたクラスメイト達と戦いを繰り広げる、スプラッター・ムービーです。主演は内田理央さん。


 物語の舞台は、とある小さな田舎町。スケバンの鋸村ギーコ(内田理央)は、追試を受けるべく、高校へと自転車を走らせていました。しかしようやく校舎が見えてきたその時、何者かが自転車の前に飛び出してきて、ギーコは思い切りはね飛ばしてしまいます。飛び出してきたのは、どうやらクラスメイトのようでしたが、その頭部は損傷し、肉片が飛び散っていました。するとそこへ、武装したクラスメイトがもう2人姿を現すと、倒れていたクラスメイトも起き上がります。それを見たギーコは、
「お前らアレだな?今流行りの改造死体だろ?」
と、声をかけるのでした。


 実はクラスメイト達は、クラスにいた科学者志望のいじめられっ子・碧井ネロ(山地まり)によって、改造されていたのでした。しかし肝心のギーコには、ネロに狙われるような心当たりがありません。それでも、戦うしかないようだと察したギーコは、背負っていたギターケースを開きます。するとそこには、愛用のチェーンソーが。実は彼女の家は肉の解体屋で、彼女自身もチェーンソーの使い手なのでした。襲い来る敵を、巧みなチェーンソーさばきで、ギーコは瞬殺してしまいます。しかしそこへ、次なる刺客が送り込まれてくるのでした。やって来たのは、チアリーディング部の爆谷さゆり(佐藤聖羅)。彼女もまた、心ないイジメに遭っており、そこをネロによって救われたのでした。ネロの改造で、身体中に飛び道具を仕込まれた爆谷は、ギーコにありとあらゆる銃撃を浴びせますが、ギーコもさるもので、これを一蹴し、爆谷を倒してしまいます。


 するとここで、首だけにされた看護師の改造人間が、
「ネロ様からだ。」
と、ギーコに救急セットを持ってきます。ギーコは素早く自身の傷の手当てを済ませると、ついでに爆谷の手当てもしてしまいます。
「敵なのにどうして・・・?」
と不思議がる爆谷に、ギーコは
「正直言って、お前は私の敵ではないからだ。」
と言い放つのでした。ところが次の瞬間、爆谷の顔は般若の面に代わり、瞬時に入れ替わった何者かが、ギーコに襲いかかります。次の刺客の正体は、忍者研究部のリーダー・怨憎(はんぞう)(玉城裕規)。しかしギーコは、遠くから聞こえるチャイムに慌て、
「お前と戦ってる場合じゃないんだわ!!」
と、教室へと急ぐのでした・・・。


 まずはなんと言っても、主演の内田理央さんを始めとする、出演者の皆さんの振り切り具合が圧巻です。ぶっ飛んだ世界観に見事にマッチしていて、とってもステキです(笑)。個人的には、ギーコの
「やれやれだぜ・・・」
がツボでした(笑)。


 次から次へと襲ってくる異形の改造人間達に対し、的確にツッコミながらも、チェーンソーで文字通り“一刀両断”にしていくギーコの姿が、非常に痛快そのものです。怨憎に対して、
「他人から笑われるのは、それだけ夢中だってこと。」
と諭すシーンなんかは、なんかすごくカッコイイですね。


 ストーリーは有って無いようなもので、グロシーンもメッチャありますので、好みは非常に分かれそうな作品です。とはいえ、ストレス発散にはとってもオススメです。



【ワンチャン・ポイント】
※内田理央さん・・・本作の主演。「仮面ライダードライブ」でのヒロイン役で一躍有名になった方です。最近の映画では他にも、千葉雄大さん主演で、不思議な力を手に入れた冴えないアナウンサーが、自らの力でヒーローに目覚めていく「Mr.マックスマン」にも、アナウンサー役で出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>