道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ファンでないと観るのは厳しい?等身大の少女達の奮闘劇。


2016年1月29日公開
監督:舩橋淳
出演:NMB48 他


【賛否両論チェック】
賛:競争社会でもがき続けるメンバーの悲喜こもごもが、様々な場面で垣間見られ、その厳しさや儚さが印象に残る。
否:少しでも興味がないと、観ていて退屈極まりない。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし



 AKB48の姉妹グループの、NMB48を追ったドキュメンタリーです。


 序盤は、NMB48の設立から現在に至るまで。270倍を超える倍率から選ばれた第1期生は、歌唱力に定評がありましたが、本拠地は芸能の聖地・大阪は難波。“金を払うからには元をとる”という精神が息づくこの地で、“成長を見守る”というコンセプトのNMBの設立に、反対意見も根強くありました。そこでNMBは、「他の姉妹グループの挑発」と「よしもととのコラボレーション」という、思い切った戦略をとるのでした。


 中盤からは、個々のメンバーに焦点を当てていきます。人気のメンバーは、握手会でも長蛇の列が出来るのに対し、日の当たらないメンバーの列は閑散としており、合間に大学の課題をこなすなど、競争は過酷。他にも、第1期生で入ったものの、ずっと選抜に選ばれず、劇場で腕を磨き続けるメンバーや、野心的な次世代メンバーの台頭、哲学を勉強する過程でアイドルになったメンバーなど、競争社会で頭角を現していく面々の姿が映し出されていきます。一方で、違う道を選ぶことを決め、NMB48を卒業していくメンバーの様子も、描かれていきます。


 終盤は、総選挙に向けた戦い。4つあったグループの中で、下馬評が低かったNMBは、投票開始後の速報でもランクインが少なく、メンバーは危機感を募らせます。これを受け、メンバーのファンも結集。自分の応援するメンバーの順位を上げようと、躍起になるのでした。そして、運命の総選挙当日を迎えます・・・。


 “競争”という非常に厳しい世界に飛び込み、壁にぶち当たりながらも奮闘を続ける少女達の姿は、観ていて純粋に印象深いものがあります。


 反面、やはりドキュメンタリーなので、メンバーやグループそのものに少しでも関心がないと、思わず退屈してしまうことは必至です。


 良くも悪くも、ザ・ファン向けの作品といえそうです。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>D