ザ・ハロウ 侵蝕 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ホラー映画の王道。恐怖の中で垣間見える、真の家族愛。


2016年1月5日公開
監督:コリン・ハーディ
出演:ジョゼフ・マウル
ボヤナ・ノバコビッチ 他


【賛否両論チェック】
賛:恐怖の中でも、我が子を守ろうと必死になる夫婦の姿が印象的。意外性のあるラストもステキ。
否:急に驚かせるシーンが多いので、ホラーが苦手な人には不向き。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・結構あり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・メッチャあり



 ホラー映画です。山奥に引っ越してきた一家が、森に潜む怪物達の恐怖に襲われます。


 アイルランドのとある山奥。伐採に反対する活動家のアダムは、妻のクレアと赤ん坊のフィンを連れ、この地に引っ越してきたばかりでした。しかし、毎日のように森に入っていくアダムに、村の者達は誰1人良い顔をしません。特に近くに住むコラムは、あからさまに嫌悪感を示し、1度ちゃんと話をしに来るよう、クレアに迫っていくのでした。


 そんなある日のこと、いつものようにフィンを背負い、愛犬のイギーを連れて森を歩いていたアダムは、腐敗が進んだ鹿の死骸を発見します。その体には、奇妙な黒い粘着性の物質が付着しており、興味を惹かれたアダムは、その物質を持ち帰るのでした。しかし、それと同じ頃から、一家の住む家では、夜な夜な不気味な音や気配がするようになっていきます。そしてある日、2階の窓ガラスが割られるという事件が発生。コラムの嫌がらせだと思ったアダムは、警察に通報します。しかしやってきた警官は、
「酔った鳥のイタズラだ。」
と、取り合おうとしません。逆にアダムは、
「この村では、森に“ハロウ”という精霊がいると信じている者が多い。君も態度を改めた方がいい。」
と、いさめられてしまいます。そしてコラムの娘も、かつて森に入ったまま、帰らなくなっていたことを聞かされるのでした。


 その後も不気味な事件は続きます。翌日、村で窓枠を直してもらったアダムは、車でフィンを連れて家路を急いでいました。すると、森の中で突然車がエンストを起こしてしまいます。ボンネットを開けてみると、そこにはあの黒い物質がびっしりと繁殖していました。仕方なくそれを取り除いていたアダムでしたが、突然背後から、何者かに殴られ、トランクに閉じ込められてしまいます。必死に脱出し、フィンも事なきを得ますが、車体には大きな爪のような跡が残されているのでした。事ここに至って、森に棲む“何か”の存在に気がつき始めたアダムとクレア。そして夜が来た時、ついにその“何か”が姿を現すのでした・・・。


 まさにホラー映画の王道を行く感じで、お話の展開や驚かし方なんかがツボを心得ていて、ハラハラさせられること必至です。そんな中でも、愛する我が子を怪物から守ろうと、我が身を顧みず恐怖に立ち向かっていく夫婦の姿が、強く印象に残ります。


 あまり詳しく言うとネタバレになってしまいますが、クライマックスの展開なんかは、意外性があってイイ感じだと思います。


 ホラーさえ大丈夫であれば、是非チェックしてみていただきたい作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>