口裂け女 in L.A. | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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日本人にとっては苦笑?都市伝説の海外進出。


2016年1月16日公開
監督:比呂啓・廣瀬陽・小川和也・曽根剛
出演:ローレン・テイラー
ジョン・クロッピン 他


【賛否両論チェック】
賛:日本の都市伝説の毛色を、巧みに取り入れているのが印象的。オムニバスのようでいて、意外なところで話がつながっていくのもステキ。
否:一歩間違えると、コメディのようなシーンも多く、意外と日本人向けではないかも。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・少しあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり



 あの“口裂け女”を始めとした日本の都市伝説が、ついにアメリカに進出しました。


 ロサンゼルスに住む少女・クレアは、1人夜道を歩いていました。すると彼女の前に、道端にうずくまる、赤い服を着た女性が現れます。声をかけると、女性は
「Am I beautiful(私・・・キレイ)?」
とつぶやくと、忽然と姿を消してしまいます。そして次の瞬間、口が耳元まで裂けた女が襲いかかってくるのでした。


 叫び声をあげたクレアは、ベッドで目覚めます。突然の悪夢に気が滅入ったクレアは、同居している大学生の姉・サラに、夢の内容を話します。するとサラは、
「それって、日本の都市伝説で出てくる“口裂け女”じゃない?」
と言い出します。実はサラは、大学で日本の文化を学んでおり、都市伝説についても、教授の下で学んでいるのでした。そんなサラの心配をよそに、クレアは迎えに来た同級生のモニカと共に、家を出るのでした。


 クレアはモニカにも夢の話をしますが、どうやらモニカもその噂は知っている様子。
「『私・・・キレイ?』って聞かれたら、『普通。』って答えると助かる。」
「口裂け女は三姉妹らしい。」
等々、まことしやかな噂話が流れているらしく、クレアは半ばあきれます。しかしその直後、モニカはクレアの目の前から、突然姿を消してしまいます。そして次にクレアが気がつくと、モニカは道の真ん中に、鎌で切り刻まれた無惨な遺体となって現れるのでした・・・。


 基本的にはオムニバス形式で、「口裂け女」や「こっくりさん」、「陰陽師」や「丑の刻参り」等の和製のホラー文化が、次から次へと登場してきます。ただ、なんとなく若干日本文化とはズレているというか、「海外の人から見た日本文化」感は否めません。日本人が観ると、かなり違和感を感じて、笑ってしまうと思います(笑)。展開も、急にコメディタッチな場面が出てきたりするので、かなり戸惑いそうです。


 それでも、オムニバスの話同士が、意外なところで関係してきたりするので、そういった面白い要素はあると思います。あまり深く考えずに、ハラハラドキドキしたい時にオススメです。


 それにしても、英語で「口裂け女」は「slit mouth woman」なのに、「こっくりさん」はそのまま「Kokkurisan」なんですね(笑)。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>