エイプリル・ソルジャーズ ナチス・北欧大侵略 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

戦いの果てに知る、哀しい真相。淡々と語られる悲劇。


2016年1月12日公開
監督:ロニ・エズラ
出演:ピルウ・アスベック
ラース・ミケルセン 他


【賛否両論チェック】
賛:戦争が引き起こす悲しみを、極めて現実的に淡々と描く描写が印象的。飾らない感じがかえってリアル。
否:描写は結構淡々と進むので、シーンによっては眠くなるかも。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・急に襲われるシーンがあり



 デンマークの映画です。第二次大戦下、ドイツの侵攻を食い止めようと戦った兵士達を描きます。


 1940年4月8日のデンマーク。主人公のサン少尉は、ドイツとの国境付近の訓練所へと向かっていました。そこでは、急きょ招集された新兵達が訓練を行っているところで、その中にはグラムやコリング達「自転車部隊」の姿もありました。実は、グラム達には知らされていませんでしたが、ドイツ軍に不穏な動きがあり、万が一侵攻されてきた場合に備えて、彼らは招集されたのでした。自転車部隊の任務は、ボンゴー軍曹率いる「バイク部隊」の支援。緊張感のないグラム達に、サンは繰り返し訓練を行わせるのでした。


 その日の夜、宿舎で就寝中の新兵達には、お互いに語らったり、ケンカをしたり等、まだまだ余裕がありました。しかし上層部は、刻一刻ともたらされる国境警備隊の情報に、張りつめた空気が漂っていました。そしてついに、ドイツ軍がデンマークに向けて侵攻を開始したとの情報が入り、サンは自転車部隊を引き連れ、ドイツ軍の足止めをするべく、国境へ向けて出発します。


 しかし夜が明けた頃、先にドイツ軍と対峙していたバイク部隊が、引き返してくるのに遭遇します。数と装備で圧倒するドイツ軍に恐れをなしたボンゴーは、サンにも引き返すよう勧告しますが、サンは任務の全うを主張し、中佐達と共に陣形を整え、敵を待ち構えます。やがて姿を現したドイツ軍と、彼らは激しい戦闘を繰り広げますが、次第に劣勢に立たされてしまい、サンはやむなく周りの部下を連れ、撤退を余儀なくされてしまうのでした・・・。


 戦争映画ではありますが、かなり淡々とストーリーが進んでいく印象です。気をつけないと眠くなりそうですが、逆に言うと戦場の恐怖や悲劇が、リアルに描かれているともいえると思います。
 
 そして、全てが終わりを告げた時、主人公が知る驚愕の真実にも、思わず胸が痛みます。あまり言うとネタバレになってしまうので、その真相は実際にご覧になってみて下さい。


 戦争が引き起こす悲劇を、極めて現実路線で淡々と語る。そんな作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>