監禁 レディ・ベンジェンス | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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むごくて哀しい。1人の少女の復讐の物語。


2016年1月2日公開

監督:J・M・クラビオト
出演:ティナ・イブレフ
リチャード・タイソン 他


【賛否両論チェック】
賛:壮絶な体験を通して、少しずつ人間性を失い、復讐心に目覚めていく主人公の姿が、痛々しく描かれる。
否:殺害シーンや暴行シーンが多く、人によっては反吐が出るかも。世界観は好みが分かれそう。


ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・雰囲気はかなり怖いかも



 監禁されていた少女が反撃に転じ、他の被害者達も救おうと奔走する、バイオレンス・サスペンスです。


 田舎町の町外れにある納屋にやって来た、1人の男。食べ物を用意し、地下室へと降りていくと、そこには監禁された少女の姿がありました。男は少女に食事を出そうとしますが、隙を見た少女は枕元にあったレンガで男を殴りつけ、鍵を奪います。そのまま自らの拘束を解き、逆に男を拘束した少女は、逃げ出そうと納屋の外へ。しかし肝心の車の鍵がなく、少女は納屋中を探し回るのでした。


 その少女・イブは、数ヶ月前に突然男に拉致・監禁されていました。納屋中を探し回った結果、イブは拉致されたのがどうやら自分だけではなく、他にも十数名いるようだということを知ります。意を決して男のところへ戻ったイブは、拳銃を男へ向けますが、男は
「俺を殺したら、他の少女達の居所が分からなくなり、みんな死んでしまうぞ。」
と言い出します。迷った挙げ句、イブは男を拘束したまま連れ出し、自ら少女達を救出しようと試みるのでした。


 しかし監禁され、乱暴をされていた少女達は、大抵の者が精神を錯乱しており、イブが拘束を解いた瞬間に走り出して、結果柵に貫かれて死んでしまったり、
「自分は殺され、イブがとって代わる。」
と思い込んだ少女には、危うく殺されかかることに。そうした少女達の凄惨な実態を目の当たりにするうちに、イブの中でも、失われていた監禁時の記憶が、生々しく甦ってくるのでした・・・。


 拉致・監禁・暴行というむごすぎる事件に巻き込まれ、人間性をなくしている少女達の姿が、非常に痛々しく映ります。そんな中で、次第に復讐心に目覚めていく主人公もまた、儚くも壮絶に描かれていきます。雰囲気としては、「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」シリーズに近いものがあるでしょうか。


 ただ、やはり何というか、
「警察は・・・?」
なんてツッコんでしまうと、興ざめしてしまう感が否めません。その辺りは、好みが分かれそうなところでしょうか。


 いずれにしても、大衆向けの作品ではありませんので、気になった方は観てみて下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>