ベラ bella | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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まさに女子版・TED。恋の葛藤を描いたR-15作品。


2016年1月2日公開
監督:ジョッシュ・ブロエッカー
出演:ローラ・ベルリン
トム・ベック 他


【賛否両論チェック】
賛:〝話すぬいぐるみ”との再会がもたらすトラブルの数々を通して、お互いの関係に葛藤を続ける主人公達の姿が印象的。「TED」のオマージュシーンもあり。
否:ラブシーンやクスリのシーンがかなり多く、苦手な人には向かない。


ラブシーン・・・メッチャあり
グロシーン・・・あり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし



 命の宿った肉食系ぬいぐるみのベラが巻き起こす、ドタバタラブコメディです。


 かつて、孤児院で淋しく暮らしていた少女・ヤナの下に、素敵な贈り物が届きます。それは、命の宿った可愛らしい女の子の人形・ベラでした。ベラはヤナの親友となり、2人の間には種を越えた絆が生まれたのでした。それから月日は流れ、現在。成人したヤナの傍らには、ベラの姿はなく、同じ孤児院で育った恋人・ヴォルフガングの姿がありました。2人は順調に愛を育んでおり、結婚も間近。しかしその一方で、ヤナの心には本当にヴォルフガングと結婚してよいものか、一抹の不安もくすぶっているのでした。


 一方、現在のベラはというと、すっかり妙齢になっており、自宅に若者達を招いては、クスリと乱交パーティーに明け暮れる毎日で、その生活はすさんでいました。そんなある日のこと、乱交明けのベラの家に、弁護士がやって来ます。そして、借金が支払えないため、家や財産を差し押さえる旨を告げるのでした。かくして、ベラは住む場所を失い、路頭に迷ってしまうのでした。


 その頃、ヤナには嬉しいサプライズが。ヴォルフガングが密かに2人の新居を予約しており、ヤナをそこへ案内してくれたのでした。待ち構えていた友人達にも祝福され、ヴォルフガングはついにその場でプロポーズを敢行。ヤナにもオッケーしてもらえるかと思われました。ところがその時、傍らにあったクローゼットから、突然男女の励み声が聞こえてきます。驚く一同でしたが、やがて中から姿を現したのは、なんとベラ。久々の再会に喜ぶヤナでしたが、一世一代のプロポーズをぶち壊されたヴォルフガングは、怒りを隠せません。しかもベラは、そのまま2人の家に転がり込むことになってしまうのでした・・・。


 命の宿ったぬいぐるみのドタバタ劇を、下ネタやドラッグネタ満載で描いた作品・・・となると、やはりイメージするのはあの「TED」ですね。本作でも、本家を意識したオマージュシーンがあり、それだけでも笑えます。


 それでいて、展開は本家以上にかなりぶっ飛んでいます(笑)。片や、自分の居場所を失い、かつての親友と再び幸せな日々を築こうと暴走するベラ。片や、ヤナとの生活をベラにメチャクチャにされ、次第に追い込まれていくヴォルフガング。そうした2人の狭間で悩み、葛藤を続けるヤナ。そんな三者三様の感情がぶつかり合い、ちょっとした感動ストーリーも紡がれていきます。


 ラブシーンの多さは気になりますが、「TED」と対比しながらご覧になってみるのも、面白いかもしませんね。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<笑いたい>