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果たして最後に笑うのは・・・?華麗な痛快クライム・アクション!!


2015年11月28日公開
監督:キム・ホンソン
出演:キム・ウビン
コ・チャンソク
イ・ヒョヌ 他


【賛否両論チェック】
賛:華麗などんでん返しが見事。最初は関係ないと思っていたシーンが、実は思わぬ伏線になっていたりして、まさに痛快。
否:割と荒唐無稽なストーリーなので、現実味はあまりなし。展開もかなりのご都合主義か。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーンあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・悪役の雰囲気は少しだけ怖いかも



 韓国映画です。凄腕の金庫破りが、仲間達と共に税関の大金を狙います。


 韓国のとある高層ビル。その一角にある企業の会長室。ある夜そこへ、1人の金庫破りが侵入します。彼は巧みに金庫を開けると、中の陶磁器類を奪い、逃走。警備員達の追跡を易々と交わし、最後は屋上からワイヤーをつたって、まんまと逃げおおせるのでした。男の正体は、凄腕の金庫破り・ジヒョク(キム・ウビン)。その後彼は、相棒で人材調達のプロであるグイン(コ・チャンソク)と共に、盗んだ陶磁器を美術商の下へ持ち込み、オークションでの落札価格の一部を手にすることに成功するのでした。


 こうして大金を手にしたジヒョクとグインは、拠点を郊外へと移すと、新たな仕事に取りかかります。今回の標的は、宝石店が立ち並ぶ高級商店街。2人は、天才ハッカーにも関わらず、仲間を裏切ったとして仕事を干されていたジョンベ(イ・ヒョヌ)を引き入れ、3人でとある宝石店に狙いを定めます。計画を練る過程で、ジヒョクは美術館を運営する女性・ウナ(チョ・ユニ)に接触を図るのでした。ジヒョクは、ウナがつけている〝母親の形見”だというネックレスを鑑定するように持ちかけると、目当ての宝石店を2人で訪問。ネックレスについていたのは、希少価値の高い宝石だったため、2人はすぐに貴賓室へと案内されます。そこでジヒョクは、発煙装置が付いたカバンを店内の椅子の下に隠し、貴賓室の金庫の形状も確認するのでした。


 数日後、3人はいよいよ作戦を決行。多少のトラブルはあったものの、警察や警備会社を出し抜き、ジヒョク達はまんまと宝石を盗み出すことに成功します。ところが実はこの宝石店、裏社会を陰で牛耳るチョ会長(キム・ヨンチョル)の息がかかった店でした。肝心のチョ会長はというと、何やら金庫破りの名手を探している様子。事件を知ったチョ会長は、犯人を必ず見つけてくるよう、部下に命じます。ほどなくして、ジヒョク達はそのアジトを突き止められてしまうのでしたが、やって来たチョ会長は、3人に金庫破りの仕事を依頼してきます。なんとそれは、警備がアジア1強固だと言われる仁川の税関に隠された、莫大な額の裏金を盗み出してほしいというものでした・・・。


 陰謀や裏切りが交錯する〝空前の金庫破り計画”の中で、緻密な作戦で見事に相手の裏をかいていく主人公の姿が、非常に痛快です。前半は何の気なしに観ていたシーンが、実は後半への大事な伏線になっていたりするので、片時も目が離せません。


 加えて、物語が進むにつれて次第に明らかになってくる、主人公やその周りの人間達の素性にも、ちゃんと伏線が張られていたりするのがイイですね。ただ逆に、
「ちょっと都合よすぎる人間関係じゃない・・・?」
なんて思ってしまうと、やや白けてしまいそうですが(笑)。


 どちらかというと、純粋に主人公の痛快な活躍が観たい方に、是非オススメの作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


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