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スタイリッシュでハートフル。異色の痛快バディ・ムービー!!


2015年11月14日公開
監督:ガイ・リッチー
出演:ヘンリー・カビル
アーミー・ハマー
アリシア・ヴィキャンデル 他


【賛否両論チェック】
賛:敵国同士の2人のスパイが、いがみ合いながらも友情をはぐくんでいく様子が、痛快なアクションと共にコミカルに描かれていく。
否:間一髪のところで助けが入ったり等、展開はかなりのご都合主義。


ラブシーン・・・少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・マッド・サイエンティストのシーンは少し怖いかも



 1960年代、敵対していたアメリカとソ連のスパイが、ひょんなことから手を組むことになります。主演はヘンリー・カビル&アーミー・ハマー。


 冷戦下の東ベルリン。車の整備士をしている女性・ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)の下へ、1人のアメリカ紳士が訪れます。彼はギャビーに、
「君の実の父、ウド・テラーについて知りたい。」
と話し出しますが、すぐに自分の荷物の中に、発信器が仕込まれていることに気がつきます。2人が外を見ると、物陰に隠れている人影が多数。すると男は、
「車を借りても?」
と、ギャビーが整備をしていた車に乗り込み、発信させるのでした。男の正体は、CIAのスパイのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カビル)。実はウド・テラーは核開発の研究者で、その技術が敵国に渡ることを恐れたCIAは、ソロを東ベルリンへと派遣したのでした。


 ソロとギャビーは車で逃げますが、そんな2人の車を追ってくる車が1台。思いのほか巧みなギャビーのドライビングに感心したソロは、あの手この手で追っ手をまこうとしますが、敵もさるもの。乗っているのは1人の男でしたが、車を潰されても全力疾走で追いついてくると、ソロの車のトランクを破壊し、なおも追ってきます。それでもなんとか逃げ切ったソロとギャビーは、ギリギリで壁を越え、西ベルリンへと入るのでした。


 翌日、上官と共に公園へとやってきたソロ。そこで上官が待ち合わせていたのは、なんと昨夜の男とその上官。そうとは知らなかったソロは、男と出逢った瞬間に大乱闘を繰り広げてしまいます。そんな男に彼の上官は、ロシア語で
「初日から相棒を殺すなよ?」
と声をかけ、それを聞いたソロは唖然とします。男の正体は、ソ連のKGBに最年少で入ったエリート、イリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)。事ここに至って、ソロはようやく上官から説明を受けるのでした。なんでも、ギャビーの叔父のルディが経営しているヴィンチグウェラ海運は、テラー博士を使って、核兵器を開発。密かにナチスの残党に売りさばこうとしているとのこと。この事態を収拾するために、CIAはやむなくKGBと手を組み、ヴィンチグウェラの企みを阻止しようとしているのでした。かくして、最悪な相性の2人のスパイによる、最強のミッションが始まるのでしたが・・・。


 「今年1番スタイリッシュなスパイ映画」といえば、やはり「キングスマン」だと思いますが、本作もそれに勝るとも劣らないくらいの、スタイリッシュなアクションやストーリーが繰り広げられていきます。片やキザでオシャレなプレイボーイ。片や生真面目で感情的な力持ち。そんな相性最悪の2人がドタバタ劇を演じながらも、最終的には同じも目的に向かって協力し合っていく様子が、コミカルに描かれていきます。


 そして、最初はお互いを殺そうとし合っていたソロとイリヤに“絆”が生まれ、互いの危機にすかさず駆けつけるようになっていく姿も、なんだかハートフルでそれもまたカッコイイです(笑)。スパイにしてはやや感傷的すぎる気もしますが、それもご愛嬌ですね(笑)。


 基本的には、そこまでのグロシーンもありませんので、ストレス発散には最適の作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※ヘンリー・カビル・・・本作では、CIAのスパイのナポレオン・ソロ役。「マン・オブ・スティール」でのスーパーマン役でお馴染みですが、他にも「インモータルズ」での主役の神役等でも登場します。


※アーミー・ハマー・・・本作では、KGBのスパイのイリヤ・クリヤキン役。「ローン・レンジャー」での、ジョニー・デップ演じる精霊と共に戦うローン・レンジャー役が有名ですが、他にも「ソーシャル・ネットワーク」や「J・エドガー」、「白雪姫と鏡の女王」等にも出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


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