Mr.マックスマン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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「絶体絶命大好物!」超変化球のヒーロー誕生!!


2015年10月17日公開
監督:増田哲英
出演:千葉雄大・山本美月・要潤 他


【賛否両論チェック】
賛:ひ弱な主人公が、正義を胸に立ち上がる姿が痛快そのもの。自らの意志で次第に本当のヒーローになっていく様子に、思わずグッとくる。
否:ストーリー自体は、有って無いようなもの。ツッコミ始めるとキリがないので、現実派な人には不向き。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・悪役のシーンは少しだけ怖いかも



 最弱にして最強の、異色のヒーローが誕生しました。主演は千葉雄大さん。


 主人公・谷口正義(千葉雄大)は、ジャパンテレビのアナウンサー。幼い頃は、アメコミ好きだった父・真一郎(要潤)の影響を受け、
「ヒーローになる!!」
と言っていた正義。しかし勿論その夢は叶わず、奇跡的にアナウンサーにはなれたものの、放送でもドジをしてばかり。そんな彼は、幼馴染みで同じジャパンテレビの報道記者・辻村祐子(山本美月)に、淡い恋心を抱き続けているのでした。そんなある日、正義は上司の高倉(田辺誠一)に呼び出され、今度首相も参加して行われる生討論番組の、司会を任されることになります。しかしその条件は、
「放送で失敗したら異動。断っても異動。」
という厳しいもので、実質的な最後通告。かくして正義は、悲壮な覚悟でこれを引き受けるのでした。


 翌日、正義はディレクターの神田(久保田悠来)達と共に、隕石が落下した旧中山道の山中へと取材に向かいます。しかし爆弾低気圧が近づいており、天候は悪化。落雷に怯えた正義は、うっかりクルーとはぐれてしまいますが、運よく落下した隕石を発見することに成功します。ところが、うっかり隕石に触れた次の瞬間、稲妻が隕石に落下し、正義は落雷の直撃を受けてしまうのでした。薄れ行く意識の中で彼が見たのは、15年前に交通事故で亡くなった真一郎が、車にはねられる直前に、何者かに路上へと突き飛ばされる瞬間の映像でした。次に正義が目を覚ますと、隕石は平たいガラス状に変形していました。そしてそれに触れる度に、正義は自身の聴覚や嗅覚が異常に鋭くなり、筋力も飛躍的に強くなっていることに気がつくのでした。


 どうやら能力は、興奮した時にガラスに触れていると発揮されるようで、アメコミのマイナーヒーロー「Mr.マックスマン」と同じものだと直感した正義。しかもその能力は、身体的な飛躍だけではなく、透視能力や、触ったものに残っている記憶までも読み取れる様子。そして正義はその能力で、後輩アナウンサーの中島(永瀬匡)のペンから、彼と祐子が付き合っていることを知ってしまい、ショックを受けてしまいます。それでも、その能力を人助けに使うことを決意した正義は、手製のスーツを着用し、自ら“Mr.マックスマン”を名乗り、犯罪者と戦い始めます。その活躍はすぐにインターネット上で話題となり、彼は一躍謎のヒーローとして有名になるのでした。折しも世間では、“東京ボマー”を名乗るテロリストが爆破事件を起こしていましたが、実はその背後には、新しい法案を通そうと画策する大臣・海東(大和田伸也)が暗躍しているのでした・・・。


 何をしてもドジをしてばかりのダメダメな主人公が、ふとしたきっかけで変わっていく。それもいきなり正義のヒーローになってしまうのですから、驚きです(笑)。カッコよく立ち去ろうとしたのに、飛ぼうと思っても飛ぶことが出来ず、結局歩いて退散したりして、そんな不器用でも一生懸命な姿に、思わずクスッと笑ってしまいます(笑)。


 かと思えば、大切な人を守るために、次第に自らの意志と努力で本当のヒーローになっていく過程が、段々本当にカッコよく見えてくるから不思議です。


 ツッコミどころは満載ですが、何も考えずにストレス発散したい時には、是非オススメの作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※ヒーロー番組の出演者・・・本作では、実際にヒーロー番組に出演されていた方々が、数多く登場します。主演の千葉雄大さんは、勿論「天装戦隊ゴセイジャー」ですが、父親の真一郎役の要潤さんは「仮面ライダーアギト」、後輩アナウンサー役の永瀬匡さんは「仮面ライダーウィザード」、同僚アナウンサー役の内田理央さんは「仮面ライダードライブ」、ディレクター役とAD役の久保田悠来さんと青木玄徳さんは「仮面ライダー鎧武」、そしてバーテンダー役のなだぎ武さんは「仮面ライダーW」といった具合。ちなみにヒロイン役の山本美月さんは、「女子ーズ」でヒーローに変身していましたね(笑)。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


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