ゾンビ・ガール | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

愛は生死をも超える(笑)。完全大人向けのラブ・ホラー・コメディ!!


2015年10月24日公開
監督:ジョー・ダンテ
出演:アントン・イェルチン
アシュリー・グリーン
アレクサンドラ・ダダリオ 他


【賛否両論チェック】
賛:死んだのに蘇ってしまった元カノと、自分を理解してくれる今カノとの間で揺れ動く主人公が、非常にコミカルに描かれ、思わず笑ってしまう。
否:ストーリーや描写はB級感満載で、ツッコみ始めるとキリがない。グロシーンもかなりあり。


ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・一応あり(笑)
怖シーン・・・急に驚かせるシーンが少しだけあり



 原題は「BURYING THE EX(元カノを埋める)」。死んだ元恋人が、ゾンビになって蘇るスプラッター・コメディです。


 主人公・マックス(アントン・イェルチン )は、恋人のエブリン(アシュリー・グリーン)と、幸せな日々を送っていました。仕事の方はというと、決して順調とは言えませんでしたが、いつか自分のホラー専門店を出すという夢を胸に、ホラー店「ブラッディ・メアリー」の雇われ店主として働いているのでした。そんなある日のこと、いつものように店に届いた商品を開封していたマックスは、その中に頼んでいない「悪魔のジーニー」という置物を見つけます。注意書きには「願いを叶える」といった文言が書かれていましたが、当然ながらオモチャだと思ったマックスは、何の気なしに店のバックヤードに飾ることにするのでした。その夜、マックスの職場にやってきたエブリンは、いつものように彼に愛を告げ、
「永遠に離れたくない。」
という想いを口にします。実はこの時、「悪魔のジーニー」の眼が妖しく光り、尻尾からは煙が出ていたのですが、2人は知るよしもありませんでした。


 エブリンは才色兼備ではありましたが、嫉妬深さと過剰な環境保護意識がたまに傷でした。ある日のデートの最中、2人はホラーチックなアイスクリーム店「アイ・スクリーム」に立ち寄ります。すると、ホラー好きなマックスは店主のオリヴィア(アレクサンドラ・ダダリオ)と意気投合。それを見たエブリンは、怒って店を出ていってしまいます。またある時は、折角同棲を始めたばかりにも関わらず、壁紙を勝手に貼り替えてしまい、マックスの大事にしていたポスターをダメにしてしまう等、マックスは次第に彼女を重荷に感じ始めてしまうのでした。そのことを腹違いのダメ兄貴・トラヴィス(オリバー・クーパー)に相談するマックスでしたが、するとトラヴィスは、
「公衆の面前で別れ話をすれば、いざとなったら誰かが通報してくれる。」
と、別れることを提案するのでした。ところが、いざ意を決して公園にエブリンを呼び出したマックスでしたが、あろうことか、エブリンは彼の目の前でバスに轢かれ、帰らぬ人となってしまうのでした。


 葬式は無事に済ませたものの、エブリンの死に責任を感じ、失意から引きこもってしまうマックス。そんな彼の部屋を、女性を連れ込むために使いたいトラヴィスは、彼をオールナイトのクラシックホラー映画の鑑賞に出かけさせます。渋々観に行ったマックスでしたが、その映画館であのオリヴィアとの再会を果たします。趣味が合うこともあり、すぐにお互い惹かれ合うマックスとオリヴィア。少し変わり者のオリヴィアは、有名人が沢山眠っているという墓地へと、マックスを連れていきます。恋人同士のようにじゃれ合う2人。一方その頃、同じ墓地の片隅では、
「永遠に離れない。」
という願いを叶えたエブリンが、ゾンビとなって復活しているのでしたが・・・。


 片や、かつて永遠の愛を誓った元カノゾンビ。片や、自分を理解してくれる変わり者の今カノ。その間で揺れ動く、優柔不断な主人公。この設定だけでも充分ワクワクしますが、その期待に違わず、とってもグロくてコミカルな作品に仕上がっています(笑)。マックスを永遠に独占しようと、あの手この手で迫るエブリンと、彼女が蘇ったとは夢にも思わず、新しい恋路を築こうとするオリヴィア。そしてなんとかエブリンと別れようと奮闘するマックス。3人(+トラヴィス)のかけ合いが絶妙で、観ていて思わず笑ってしまいます。


 ホラー映画特有の、急に驚かせるような描写も少しだけありますが、基本的にはコメディタッチなので、ホラーが苦手でも楽しめそうです。ただその代わり、グロシーンはメッチャあるので、それだけはご注意を(笑)。


 気にいった人には思う存分笑って楽しめるような、異色のコメディ映画といえそうです。



【ワンチャン・ポイント】
※アレクサンドラ・ダダリオ・・・本作では、主人公と次第に心を通わせていくオリヴィア役。「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズでのヒロイン役や、リメイクされた「飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」の主演でもお馴染みですが、最近ではドウェイン・ジョンソン主演の「カリフォルニア・ダウン」でも、たくましく生き抜こうとする主人公の娘役を好演していらっしゃいます。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


「映画の通信簿2014」発売しました!!
Amazon限定販売ですので、「映画の通信簿2014」で検索下さい♪