ダイバージェントNEO | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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「どこかで見た」感は否めない?やや難解な近未来SFアクション。


2015年10月16日公開
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:シャイリーン・ウッドリー
テオ・ジェームズ
アンセル・エルゴート 他


【賛否両論チェック】
賛:設定そのものは、かなり斬新。自分のために大切な人達が犠牲になることに傷つきながらも、運命に立ち向かい、乗り越えていこうとする主人公の姿が感動的。
否:前作の知識は必須で、知らないと訳が分からない。展開も少し難しく、なおかつどこかで観たことある印象はぬぐえない。


ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり



 性格で分けられた近未来の世界で、そのどこにも属さない異端者の戦いを描いた作品の第2弾です。主演は引き続き、シャイリーン・ウッドリー。


 前作で、“博学”に操られた“勇敢”の襲撃によって、故郷の“無欲”を追われた主人公・トリス(シャイリーン・ウッドリー)。どこの派閥にも属さない“異端者(ダイバージェント)”である彼女は、すっかりお尋ね者になってしまい、恋人となったフォー(テオ・ジェームズ)達と共に、“平和”のコミュニティに匿われるのでした。しかし、そんな日々も長くは続きません。
「(“博学”の長である)ジェニーンを殺す。」
と息巻くトリスに対し、ピーター(マイルズ・テラー)が軽率に発した、
「お前は両親を殺した。」
という言葉に我を忘れたトリスは、ピーターに殴りかかってしまいます。
「暴力を振るった者は、出ていかなくてはならない。」
という掟に従い、トリス達は近日中にコミュニティを後にせざるを得なくなってしまうのでした。


 しかしそこへ、ジェニーン(ケイト・ウィンスレット)の命で“異端者”を捜索している“勇敢”の一行が到着し、息を潜めるトリス達。そんな事とは露知らず、“勇敢”の長・エリック(ジェイ・コートニー)を先頭に、捜索隊は“異端者”を次々と捕らえていきます。トリスとフォー、そしてトリスの兄・ケレイブ(アンセル・エルゴート)の3人は、途中でピーターの裏切りに遭いながらも、間一髪で逃げおおせることに成功するのでした。


 ところが、逃げる過程で乗り込んだ列車には、どこの派閥にも属さない“無派閥”の荒くれ者達が乗っていたため、3人はすぐにケンカをふっかけられてしまいます。なんとか応戦するトリス達でしたが、ふとフォーの本名を聞いた“無派閥”達は驚きます。実は彼らを率いているのは、死んだはずのフォーの母・イブリン(ナオミ・ワッツ)。実はかつて、暴力的だった父・マーカス(レイ・スティーブンソン)から逃れるため、イブリンは自らを死んだことにして、“無派閥”となっていたのでした。そんなイブリンは、〝無派閥”の兵士達を率いて、〝博学”が牛耳つつある体制への反乱を企てているのでしたが・・・。


 「ザ・最近よくある近未来アクション」です(笑)。とはいえ、人間同士が争い合わぬように、性格ごとにコミュニティが分けられているという、設定そのものは結構斬新で魅力的です。


 そうした世界にあって、全ての性格に秀でているが故に迫害され、孤独な戦いを続ける主人公の哀しみが、ひしひしと伝わってきます。自分のせいで、周りの大切な人々が次々と傷ついていく。そんな悲惨な状況を何度も経験し、自身も心に傷を負いながらも、〝平和”のコミュニティで教えられた「自分を許してあげること」を胸に、運命に立ち向かっていく主人公の姿がステキです。


 とくにあらすじは説明してくれないので、前作の知識は絶対に必要です。世界観が気に入った方は、是非ご覧になってみて下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※シャイリーン・ウッドリー&アンセル・エルゴート・・・本作では、主人公とその兄という2人ですが、実はこの組み合わせ、「きっと、星のせいじゃない。」の主人公と、その恋人の組み合わせと一緒です。本作とはまた違ったお2人の好演が観られますので、是非そちらもチェックしてみて下さい。


※レイ・スティーブンソン・・・本作では、フォーの父親・マーカス役。どこかで観たことあると思ったら、「トランスポーター イグニション」で、主人公の最強の父親役の方でした(笑)。他にも「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」での、大統領を狙うシークレットサービス役を始め、「マイティ・ソー ダーク・ワールド」や「G.I.ジョー バック2リベンジ」等にも出演されていらっしゃいます。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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