ピッチ・パーフェクト2 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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恋に部活に夢。下ネタ全開の青春ドラマ!!

2015年10月17日公開
監督;エリザベス・バンクス
出演:アナ・ケンドリック
レベル・ウィルソン
ヘイリー・スタインフェルド 他

【賛否両論チェック】
賛:困難を一緒に乗り越え、絆と共に成長していく主人公達の姿が、清々しくて楽しい。珠玉の名曲の数々もステキ。
否:下ネタがかなり多いので、苦手な人には不向き。同じ理由で、デートや家族サービスにも向かない。

ラブシーン・・・下ネタ等多数あり
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・なし


 ひょんなことからアカペラ・サークルに入った主人公を描いたコメディ、その続編です。主演は引き続き、アナ・ケンドリック。

 前作で、全米チャンピオンに輝いたバーデン大学の「バーデン・ベラーズ」。それから3年間、彼女達はチャンピオンの座を守り続け、ついには大統領も招いたショーで、パフォーマンスを披露することになります。ところがその最中、宙吊りで登場した“太っちょ”エイミー(レベル・ウィルソン)のズボンが裂けてしまいます。しかも、エイミーは下着を履いていなかったため、全国ネットで彼女は醜態をさらしてしまうことに。ニュースではバッシングの嵐となり、ベラーズは大学とアカペラ協会から、無期限の活動停止処分を言い渡されてしまうのでした。
「世界大会には出場出来る。そこで優勝したら、活動再開を認めてほしい。」
と食い下がるベッカ(アナ・ケンドリック)達に対し、協会関係者のジョンとゲイル(エリザベス・バンクス※本作の監督さん!!(笑))は、
「許可してもいいが、過去にアメリカの優勝はゼロだし、絶対に無理だろう。」
と鼻で笑うのでした。

 かくして、ベラーズの最後の戦いが始まりますが、卒業を間近に控え、チームはバラバラ。音楽プロデューサーを目指すベッカは、ようやく決まった製作会社のインターンに夢中で、エイミーは「トレブルメーカーズ」の卒業生・バンパー(アダム・ディバイン)と遊び、他のメンバーもなかなか練習に身が入りません。そんなベラーズは、新入生の勧誘を禁止されていましたが、ベラーズのOGを母に持つ新入生・エミリー(ヘイリー・スタインフェルド)は、強引にベラーズへの入部を希望してきます。作詞の才能もある彼女を、ベラーズの面々は温かく迎え入れるのでした。

 世界大会で、ベラーズの最大のライバルになると目されるのは、ドイツの最強パフォーマンス集団「ダス・サウンド・マシーン(DSM)」。はるばる偵察に行ったベラーズは、その圧倒的なビジュアルと、一糸乱れぬ連帯感に、衝撃を受けます。ベラーズの存在にすぐに気がついたDSMのメンバーに挑発され、虚勢を張るベッカでしたが、軽くあしらわれてしまいます。果たして彼女達は、この絶体絶命のピンチを、どう乗り越えるのでしょうか・・・?

 前作の知識は、あった方がより楽しめるかとは思いますが、最悪なくても充分楽しめるかと。よりスケールアップした舞台で、主人公達が人間的に少し成長していく姿が、数々の楽しい音楽と共に、紡がれていきます。

 そしてこの作品の特長であり、難点でもあるのが、その下ネタの多さでしょう(笑)。笑える人にはすごくコミカルで楽しい雰囲気ですが、苦手な人や嫌いな人には、残念ながら向かないと思います。

 音楽バトルなど、好みが分かれそうなシーンもありますが、どちらかというと、デートや家族サービス向けというよりは、友達同士でワイワイガヤガヤ観るのがオススメです。


【ワンチャン・ポイント】
※ヘイリー・スタインフェルド・・・本作では、新たにベラーズに加わる1年生・エイミー役。「トゥルー・グリット」で、父親を殺され復讐に臨む主人公の少女を好演し話題になった方で、他にも余命わずかなCIAエージェントの戦いを描いた「ラストミッション」での、ケビン・コスナー演じる主人公の娘役や、宇宙戦争を終わらせるために育てられる子供達を描いた「エンダーのゲーム」での、主人公の少年の親友役、そして恋に破れた歌手と失敗続きの音楽プロデューサーが出逢う「はじまりのうた」での、マーク・ラファロ演じる音楽プロデューサーの娘役等、様々なジャンルの作品に出演されています。これからもその活躍に要注目です。

オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


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