サバイバー | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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明快なテーマと、強引な展開。正義のための孤独な戦い。


2015年10月17日公開
監督:ジェイムズ・マクティーグ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
ピアース・ブロスナン 他


【賛否両論チェック】
賛:自分の信念を貫き、たった1人でテロに立ち向かう姿が印象的。予想を裏切らない活躍が痛快。
否:スケールは結構大きいはずなのに、最後は意外とあっけない印象が否めない。展開もかなり強引で、現実味はあまりないかも。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・多数あり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも



 女性外交官が、大規模テロを防ぐため、たった1人で立ち向かうサスペンスです。主人公はミラ・ジョヴォヴィッチ。


 全ての始まりは、アフガニスタンでした。米軍のヘリが戦闘中に墜落し、操縦士2人が武装勢力の捕虜になってしまいます。2人のドックタグを奪い、解析をした武装勢力は、1名を「利用出来る」と判断。もう1名の方は「価値なし」と判断し、ガソリンをかけて焼き殺してしまうのでした。


 それからしばらく経った、イギリス・ロンドン。アメリカ大使館の外交官として、5週間ほど前から赴任している主人公、ケイト・アボット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。危険人物等の遍歴に詳しい彼女は、ここでもその腕前を発揮し、成果を挙げていました。そんなある日、渡航申請をしてきた科学者・バラン。
「小児科医の学会に出る。」
という彼の言動に、違和感を覚えたアボットは、審査を継続しようとしますが、上司のビルに割って入られ、結局バランには渡航許可が下りてしまうのでした。しかし、実はバランは、アメリカで大規模テロを目論むテロリストの一味。
「彼女は厄介者になる。」
というバランの忠告に、テロリスト達は最強の暗殺者・通称“時計屋”(ピアース・ブロスナン)に接触を図るのでした。


 そんなこととは露知らず、アボットは仲間の職員達と共に、ビルの誕生日を祝うべく、昼間のレストランへと繰り出します。ビルには緊急の電話がかかってきていたため、先にレストランへ到着するアボット達。しかし、誰もプレゼントを買ってきていないことに閉口したアボットは、代表して向かいの雑貨屋でプレゼントを買うことになります。そこへ忍び寄る、時計屋の影。次の瞬間、料理の中に仕掛けられていた爆弾が爆発し、大使館員達は店もろとも殺されてしまうのでした。外にいたアボットと、遅れていたビルは難を逃れますが、時計屋の狙いはあくまでもアボット。彼女が無事だと知った時計屋は、助けを求めるアボットに、サイレンサー付きの拳銃を発砲します。訳が分からぬまま、間一髪で逃げおおせたアボットでしたが、大使館員のIDにはGPSが内蔵されているため、彼女の行方を知ったビルが、その後を追ってきます。実はビルは、テロリストの手引きをしている内通者。ビルはアボットを殺そうと拳銃を向けますが、もみ合いになり、アボットは誤ってビルを殺害してしまいます。その様子は大勢の市民に目撃され、すぐにアボットは、テロ容疑と殺人容疑で指名手配されてしまうのでした・・・。


 犯人の汚名を着せられても挫けず、自分の国を守ろうと孤軍奮闘する主人公がとてもカッコイイです。“強い信念を持った外交官”の姿が、緊迫感溢れるシーンと共に描かれていきます。


 ただ展開がかなり強引だったり、最強の殺し屋が意外とそうでもなかったり(笑)と、ツッコミ始めるとキリがなさそうなのが、たまに傷。


 どちらかというと、あまり深く考えずに、主人公の活躍に酔いしれたい、そんな作品です。



【ワンチャン・ポイント】
※ピアース・ブロスナン・・・本作では、主人公を狙う殺し屋“時計屋”役。最近の作品では、引退していた最強のスパイが復活する「スパイ・レジェンド」での主演や、東南アジアに赴任した会社員一家が、突如クーデターに巻き込まれる「クーデター」での、謎めいた旅人役で出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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