ジョン・ウィック | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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まさに痛快。哀しき男の最強の復讐劇。


2015年10月12日公開
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス
ミカエル・ニクビスト
アルフィー・アレン 他


【賛否両論チェック】
賛:余計なシーンが一切なく、テンポよく進む壮絶な復讐劇と、迫力の格闘シーンの連続に、ハラハラさせられること必至。内容も痛快で、ストレス発散になりそう。
否:結構理不尽な展開で、ストーリーも有って無いようなものなので、好き嫌いは分かれるか。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも



 平穏な暮らしを奪われた凄腕の元殺し屋の、壮絶な復讐劇を描きます。主演はキアヌ・リーブス。


 主人公のジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、失意のどん底にありました。最愛の妻・ヘレンを、病気で亡くした直後だったからです。しかし、そんな彼の下に、1匹の仔犬が送られてきます。“デイジー”とタグがつけられたその仔犬は、死期を悟った妻が、生前に頼んでいたもの。ケージには手紙が添えてあり、
「あなたもこの子で、安らぎを手に入れて。」
との言葉に、ジョンは思わず涙するのでした。


 その後、デイジーとの新しい生活が始まりますが、愛車でガソリンスタンドに立ち寄ったジョンに、町を牛耳るマフィア・ヴィゴ(ミカエル・ニクビスト)の息子・ヨセフ(アルフィー・アレン)が声をかけてきます。ジョンの車を気に入ってしまったヨセフは、
「値段をつけろ。いくらだ?」
と言い出します。当然ながら売る気のないジョンは、これを断り、走り去るのでした。ところが、これが鼻持ちならなかったヨセフは、その日の深夜、ジョンの家を襲撃。ジョンを金属バットで半殺しにすると、車の鍵を奪ってしまいます。その際、健気に吠えかかったデイジーは、無惨にも殺されてしまうのでした。


 車を奪ったヨセフ達は、その車をオーレリオ(ジョン・レグイザモ)の工場へと持ち込みますが、車を一目見たオーレリオは絶句し、
「持ち主は殺したのか?」
と聞きます。ヨセフが
「犬を殺した。」
と答えると、オーレリオはボスの息子にも関わらず、ヨセフを殴り飛ばしてしまいます。激怒するヨセフに対し、オーレリオは
「ヴィゴも認めてくれる。」
と意味深な発言をするのでした。果たして、オーレリオから事情を聞いたヴィゴは、オーレリオの暴行を認めるばかりか、逆にヨセフを殴ります。事態が読み込めないヨセフに、ヴィゴはジョンの正体を明かすのでした。実はジョンは、かつてヴィゴの下で働いていた殺し屋で、しかも殺し屋の暗殺を専門にしていた凄腕。数年前、ヘレンとの結婚を機に足を洗い、真っ当な人間として生きていたとのこと。そのジョンが、何よりも大切にしていた妻からの贈り物の仔犬を殺してしまったという事の重大性に、ようやく気がついたヨセフでしたが、時既に遅し。全てを奪われた最強の殺し屋は、着々と復活の準備を始めているのでした・・・。


 この映画を一言で表すならば、まさに“痛快”という言葉がピッタリです。大切なものを奪われた最強の男が、そのスキルを駆使して、数で勝る敵を次々に倒していく姿は、まさに胸がスカッとします。それでいて作品の雰囲気は、残された主人公の悲哀を切なく醸し出していて、それがまた味わい深いものになっています。


 展開も決して重厚なストーリーではありませんが、無駄な描写が一切なく、テンポよく進む感じがイイですね。


 殺害シーンは非常に多いので、苦手でない方にとっては、ストレス発散に最適の作品といえそうです。



【ワンチャン・ポイント】
※ウィレム・デフォー・・・本作では、主人公の親友の殺し屋・マーカス役。渋い役どころが多い方で、最近ではクリスチャン・ベイル主演の復讐劇を描いた「ファーナス/訣別の朝」での町の有力者役や、シャイリーン・ウッドリー主演の難病の少女を描いた「きっと、星のせいじゃない。」での本の作者役が印象的です。意外なところでは、テイラー・キッチュ主演のSF大作「ジョン・カーター」で、サーク族の皇帝として特殊メイクで出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


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