ハーバー・クライシス 都市壊滅 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ツッコミは無用。想像を遥かに超える、規格外のド迫力アクション!!


2015年10月10日公開
監督:ツァイ・ユエシュン
出演:マーク・チャオ
ケニー・リン
ホァン・ボー 他


【賛否両論チェック】
賛:ド派手なアクションの連続に、思わず息を飲む。シリアスな中でもコミカルなやり取りが多いのも、バディムービーとして楽しい。前作までの知識も、最悪不要。
否:ストーリー自体は、荒唐無稽そのもので、ツッコミ始めるとキリがない。CGも使いまくりなので、好き嫌いは分かれそう。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・ナイトウォーカーのシーンは結構怖いかも



 台湾の人気刑事ドラマの映画化・第2弾です。未曽有のテロ事件に挑む刑事の活躍を、壮絶なアクションと共に描きます。


 前作で旅客機の墜落を回避し、一躍海港市のヒーローとなった主人公のウー(マーク・チャオ)。彼は海港市警の広告塔として、日夜仕事に励む日々が続いていました。そんなある日、軍の幹部が乗る乗用車が、高速道路で武装集団に襲撃される事件が発生。車で駆けつけたウーも必死に応戦しますが、戦闘ヘリまで使った武装集団の圧倒的な火力の前に、あえなく車を破壊されてしまいます。武装集団は、軍幹部からミサイルの発射コードを聞き出すと、幹部を殺害して逃走。高速道路の橋げたから落ちそうになり、必死にしがみつくウーでしたが、そこへパトカーに乗ってやって来たのは、別の署の若き刑事、チェン・チェン(ケニー・リン)でした。チェンは、落ちそうになっているウーを助けるでもなく、一緒に記念写真を撮ると、現場検証を始めてしまいます。結局ウーは、自力で橋げたを登るしかありませんでした。


 一方その頃、海港市では立て続けに事件が発生。爆弾を巻いた指名手配犯達が、市から外へ出る主要道路や鉄道に現れ、次々と爆死。甚大な被害が出てしまいます。一報を聞いたウーとチェンも、すぐに現場へと急行し、蛇行する不審な救急車を発見します。しかし運転席を見たウーはあ然。そこにいたのは、前作で彼が逃がし、表向きには死んだことになっている指名手配犯、シュー・ダーフー(ホァン・ボー)でした。どうやらシューの身体にも爆弾が巻かれている様子で、シューはウーの制止も聞かずに、救急車を市街地へと通じるトンネルへと走らせ続けます。チェンは、
「被害を止めるには、殺すしかない。」
と発砲しようとしますが、ウーはそれを妨害。車をぶつけ、なんとかトンネルの中で止めることに成功します。


 ところがそこへ、突如軍の特殊部隊が到着し、3人は拘束されてしまいます。どうやら今回の同時多発テロには、軍も絡んでいるようだと気づいたウー。同じ頃、爆弾を巻いた指名手配犯は、ウーが勤務する警察署へも現れ、爆死。警察署は廃墟と化し、ウーの同僚達も多数死傷してしまうのでした。そして3人がいるトンネルにも、あの武装集団が襲来。実は彼らの正体は、軍がかつて闇に葬ったはずの暗殺組織「夜行者(ナイトウォーカー)」。その圧倒的な攻撃力に、特殊部隊もせん滅されてしまいます。ウー達はその隙を突き、逃走することに成功しますが、ナイトウォーカーはシューが巻いている爆弾を起動。ウーはギリギリでなんとかシューの爆弾を外し、3人は間一髪で難を逃れますが、後には瓦礫の山が残されてしまうのでした・・・。


 この作品に、ツッコミは無用です(笑)。というか、設定にはかなり無理があるので、ツッコミ始めると面白くなくなってしまうと思います。未曽有のテロの阻止に向け、危険を顧みずに敵の懐に飛び込んでいくウーと、そんな彼に呆れながらも、自身もその頭脳を武器に、巨悪に立ち向かっていくチェン。そんなデコボココンビの痛快な活躍が、時にコミカルに、時に激しく描かれていきます。


 アクションはこれでもかというくらいド迫力で、身体能力の非常に高いアクションが繰り広げられます。爆発のシーンなんかは、CGがかなり多用されているので、その辺りの好き嫌いも分かれそうな気がします。


 前作の知識は、勿論あった方が楽しめるかとは思いますが、最悪なくても大丈夫そうです。他を圧倒するその世界観を、是非ご覧になってみて下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※ホァン・ボー・・・本作では、再び事件に巻き込まれるチンピラ、シュー・ダーフー役。この方の出演作といえば、「西遊記 はじまりのはじまり」での型破りな〝ソンゴクウ”役が有名なところですが、他にもあの名作をリメイクした「101回目のプロポーズ SAY YES」での主役でもお馴染みですね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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