TED2 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ド下ネタ全開。笑って泣けるR-15コメディ!!


2015年8月28日公開
監督:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバーグ
アマンダ・セイフライド
(声)セス・マクファーレン/有吉弘行 他


【賛否両論チェック】
賛:振り切ったネタの数々で、ツボにはまれば笑いが止まらない。一方で、社会的マイノリティへの考え方に対する風刺や、何物にも代えがたい友情等、意外としっかりとしたテーマもある。
否:えげつない下ネタが非常に多く、苦手な人は極端に不快に感じるはず。前作の知識も、あった方がイイ。


ラブシーン・・・下ネタがメッチャあり
グロシーン・・・多数あり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・基本的にはなし



 あの中年テディベアが帰ってきました。主役は勿論、マーク・ウォールバーグです。


 この物語の主人公、命の宿った中年テディベア・テッド(声:セス・マクファーレン/有吉弘行)は、かねてからの恋人・タミ・リンとめでたく結婚。式の二次会でも見事にはっちゃけていました。一方、テッドの大親友、ジョン・ベネット(マーク・ウォールバーグ)はというと、前の彼女とは結局上手く行かず、別れて早6年。恋愛にはすっかり奥手になり、悶々とした日々を送っていました。そんなこんなで、テッドとジョンは相変わらずでしたが、最近テッドとタミ・リンの間では口論が絶えません。職場のスーパーで、同僚から
「仲直りの秘訣はズバリ、子供を作ること。」
とアドバイスをもらったテッドは、早速タミ・リンとの間に子供をもうけることにするのでした。


 ただし、そこはテディベア。当然ながら物理的には無理なので、まずは第三者からの精子の提供を模索。テッドとジョンは、目ぼしいアメフトのスーパー選手の自宅に忍び込むと、なんとか入手しようと試みますが、あえなく失敗。窓から放り出されてしまうのでした。事ここに至って、“ジョンに提供してもらう”という選択肢に気がついたテッド。ジョンも快諾し、2人は一路精子バンクへ。しかしここでも、大量の試験管をひっくり返すという大惨事を引き起こしてしまい、“提供”という方法は失敗に終わってしまうのでした。


 そこで今度は、養子をもらおうと決めたテッドとタミ・リン。しかしそれも、
「役所に問い合わせたところ、テッドは“人”ではなく“所有物”としての位置付けなので、養子はとれない。」
と断られてしまいます。それどころか、その問い合わせが引き金となり、
「テッドは“人”ではない。」
というはっきりとした役所の見解が示されたため、テッドは職場を解雇され、クレジットカード等も解約、そして最愛のタミ・リンとの結婚までも、無効とされてしまうのでした。納得が行かないテッドとジョンは、法廷で徹底的に争うことにし、弁護士事務所へ。お金がない彼らに紹介されたのは、ロースクールを出たてで実践経験のない女性、サマンサ・L・ジャクソン(アマンダ・セイフライド)でした・・・。


 今回もR-15ですので、これでもかというくらい強烈な下ネタ・ドラッグネタが、次から次へと繰り出されます。笑いの好みに大きく左右されるかとは思いますが、苦手じゃない人はもう笑いが止まらないかと(笑)。


 また今回は、テッドが“物”として虐げられてしまう展開なので、“社会的弱者の存在”という意外にも重いテーマも絡んでいます。どんなに絶望的な状況でも、決して希望を失わずに戦おうとするその姿に、思わずグッとくるものがあります。


 そして何といっても、ジョンとテッドとの種を超えた友情も、しっかり描かれています。ラストのシーンは、不覚にも感動してしまいます(笑)。


 前作の知識もあった方が楽しめますので、是非復習をしてからの鑑賞をオススメします。



【ワンチャン・ポイント】
※リーアム・ニーソン・・・本作では、まさかのチョイ役でご出演。存在感がありすぎて、思わず笑ってしまいます。代表作は言うまでもありませんが、「96時間」シリーズや「バットマン ビギンズ」「スター・ウォーズ エピソード1」「タイタンの戦い」「タイタンの逆襲」「THE GREY 凍える太陽」「バトルシップ」等々、最近では「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」「誘拐の掟」等、挙げれば枚挙にいとまがありません。ちなみにセス・マクファーレン監督作品では、「荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて」に、最強の敵役で登場します。


オススメジャンル&オススメ度・・・<笑いたい>


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