サムライ・ロック | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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自分の道は自分で切り開く。ファン向けながらも熱い青春音楽映画!!


2015年6月6日公開
監督:中島良
出演:小林豊・水野勝 他


【賛否両論チェック】
賛:主要キャストはほぼ「BOYS AND MEN」なので、ファンなら絶対楽しめるはず。「自分の道を自分で切り開く」という信念もステキなテーマ。
否:ストーリーは当然ながら荒唐無稽なので、本格派には絶対不向き。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・殺陣のシーンが多数あり
怖シーン・・・雰囲気が怖いシーンが少しだけあり



 現代へタイムスリップしてきた信長・秀吉・家康が、音楽で天下統一を目指します。主演はBOYS AND MENの皆さん。


 時は戦国時代。尾張の織田家では、当主の信秀が亡くなり、隣国の今川家からの圧力が日に日に強まっていました。そんな中、息子の信長(小林豊)は葬儀に遅れて乱入すると、悔しさから父親の位牌に灰を投げつけ、立ち去ってしまいます。慌てて後を追った秀吉でしたが、その目に飛び込んできたのは、神社の境内でうずくまる信長の姿でした。自分はどうすればいいのか分からなくなった信長が絶叫したまさにその時、皆既日食が発生。立ちこめた雨雲から大粒の雨が振り出すと、突如走った稲妻が2人を包み込むのでした。


 そして現代。愛知県のとある競艇場で、人影まばらな客席を前にライブを行う、インディーズバンド「リズムヘッド」。その最中、突如雷が落ち、停電が起こります。再び電気が点いてみると、ボーカルの正己の上に、あの信長と秀吉が覆いかぶさって倒れているのでした。当然ながら、すぐに警備員達にがつまみ出そうとしますが、そこは戦国武将。数で勝る警備員を圧倒し、大立ち回りを演じます。すると、それを演出だと思ったのか、見物人があっという間に増えていきます。その様子に、タレントとしての可能性を感じた芸能プロダクション社長・柴田(石黒賢)は、彼らを呼ぶと車で逃がすのでした。


 実は柴田のプロダクションは、リズムヘッドの個人事務所「柴プロ」で、柴田は事務所に正己達を住み込ませ、その活動をバックアップしていました。しかし、彼らには人気も知名度もなく、かつて仲間だったアイドルグループ「Buddies」とは、大きく溝を開けられていました。そんな状況を打開する術を探していた柴田は、現代に来て右も左も分からない信長と秀吉の様子を、
「ブレない完璧なキャラクター設定だ。」
と思い込み、2人をリズムヘッドの新メンバーとして、強引に加えてしまいます。こうして、信長達の奇想天外な“天下獲り”が始まるのでしたが・・・。


 キャストはほとんど「BOYS AND MEN」で構成されていますので、ファンにはたまらない作品だと思います。また、ボイメンの斬新な歌やダンスが存分に観られますので、ファンならずとも楽しめそうです。


 内容としては、ストーリーや展開はかなりご都合主義なので、ツッコミ始めたらキリがなさそうですが(笑)、それを言うのは野暮というもの。現代に来てしまった信長が、自分と同じような境遇の正巳と出逢い、やがて親の背中を追うことをやめて、自分の運命を自分で切り開いていこうと決意していく様が、非常にカッコよくて痛快です。


 そして何といっても、耳に残る主題歌も注目どころ。ボイメン好きの方もそうでない方も、是非チェックしてみて下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


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