誘拐の掟 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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人を殺せば殺される。単純だが非情な“掟”。


2015年5月30日公開
監督:スコット・フランク
出演:リーアム・ニーソン
ダン・スティーヴンス 他


【賛否両論チェック】
賛:凶悪犯にも臆せずに立ち向かっていく主人公が魅力的。決して強くはない主人公の人間らしさも印象に残る。
否:ストーリー自体は単純なので、予定調和感は否めない。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・多数あり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり



 連続誘拐殺人犯に挑む私立探偵の、鬼気迫るサスペンスです。主演はリーアム・ニーソン。


 物語の舞台は、1999年のニューヨーク。元刑事で今は私立探偵をしている主人公、マット・スカダー(リーアム・ニーソン)。ある日彼の下に、同じ教会の“酒を断つ会”のメンバーである、ピーターがやってきます。彼によると、
「自分の弟から、緊急の依頼がある。引き受けても断っても金は払うそうなので、今すぐ会いに行ってほしい。」
とのこと。マットは丁度、馴染みのレストランで夕食を食べようとしていましたが、
「食べ終わるまで外で待っている。」
というピーターの押しに負け、渋々ピーターと、弟のケニーの下へと向かうのでした。


 建設業を営んでいるというケニー(ダン・スティーヴンス)。彼の依頼は、
「昨日妻が誘拐され、殺された。犯人を探し出してほしい。」
というものでした。しかしマットは、一目でケニーが麻薬の取引で財産を築いていると気づき、1度はこの依頼を断ります。それでも翌日、自宅の前まで来て懇願するケニーの姿に、マットはようやく依頼を引き受けることにするのでした。事件当日の朝、ケニーの下に犯人からの電話があり、事件が発覚。ケニーは犯人の要求に従い、40万ドルを用意して取引現場に向かったものの、金だけ奪われてしまい、その夜妻のキャリーは無惨にも切り刻まれた遺体となって、乗り捨てられた車のトランクから見つかっていました。


 マットは早速、遺体発見現場付近での聞き込みを開始。すると、不審な水色のバンと、2人の怪しい男の存在が浮かび上がってきます。その後、似たような手口の事件を図書館で検索してみると、同じように被害者が惨殺された誘拐事件が見つかります。その犯人は、“ゴッテスキンド(神の子)”と呼ばれていました。この“ゴッテスキンド”をパソコンで調べるのを手伝わせたのが縁で、マットは親のいないはみ出し者の少年・TJと出逢うのでしたが・・・。


 常軌を逸した犯人達に、ひるむことなく正面から立ち向かっていく主人公の姿が、とてもカッコイイです。銃を突きつけられても微動だにせず、
「どうして怯えないんだ!?」
と言わせるシーンなんかは、非常に痛快です。


 ただ、どうしても猟奇殺人犯が相手なので、直接的な表現は少ないものの、グロテスクなシーンは結構出てきますので、その辺りはご注意を。


 展開そのものはかなりシンプルで、そこまでひねりが効いている感じでもありませんが、凶悪犯との鬼気迫る対決を、是非ご覧になってみて下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※ダン・スティーヴンス・・・本作では妻を誘拐・殺害され、主人公にその犯人探しを依頼する麻薬取引の仲介人役。「ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密」では、中世の騎士・ランスロット卿を演じていらしたり、「ザ・ゲスト」では、戦死した友人の家族の下を訪れる謎めいた青年・デイヴィット役で主演されています。かなりのイケメンなので、是非注目してみて下さい(笑)。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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