天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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「これでいいのだ!」ザ・ジェットコースター・コメディ!!


2015年5月23日公開
監督:FROGMAN
出演(声):FROGMAN・瀧本美織・犬山イヌコ 他


【賛否両論チェック】
賛:ぶっ飛んだ世界観がシュールかつ痛快で、笑いが止まらない。主題歌も意外と感動的。
否:ストーリーは有って無いようなものなので、真面目に観るのは当然オススメ出来ない(笑)。ネタが笑えるかどうかで、好みがかなり分かれそう。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・メッチャあり(笑)
怖シーン・・・悪役のシーンは子供には結構怖いかも



 あの「天才バカボン」が帰ってきました。しかも今回は、あの名作童話とのコラボレーションです(笑)。


 物語の語りべは、政府の秘密情報局の神田。彼の上司によると、秘密結社「インテリペリ」が、この世のありとあらゆる動向を予測出来るスーパーコンピューター「オメガ」を開発中だとのこと。しかしそれには唯一足りない情報があり、それが“バカボンのパパの本名”なのだとか。神田は早速、バカボン一家の下へと向かうのでした。


 一方、都内某所にあるインテリペリの要塞。総帥のダンテは、なんとかバカボンのパパの本名を聞き出そうと、これまで20人近くの人間を送り込んできました。しかし、いずれもバカボンのパパに翻弄され、最終的には全員「ぱ行」でしか話せなくなって帰ってくるという有り様。業を煮やしたダンテは、最強の刺客として、ある少年と犬に白羽の矢を立てます。それは、あの「フランダースの犬」のネロとパトラッシュ。実は彼らは、童話の本当のラストでは天国に召されず、人間達への憎しみを胸に、地獄へと旅立っていたのでした。特殊な装置を使い、地獄の炎でバーベキュー中だった彼らを呼び出すと、ダンテはバカボン一家に近づいて本名を聞き出すよう、依頼するのでした。


 そうとは知らないバカボン達。今日もバカボンのパパは、やってくる刺客達をからかって追い返すと、“太陽を西から登らせる”という目標を達成すべく、奮闘中でした。するとその日、バカボンの学校に、ネロとパトラッシュが転校してきます。ネロはすぐにバカボンと仲良くなると、早速パパの本名を聞き出そうとします。しかし、そこはバカボン。見事にパパの本名を忘れてしまっていました。あっけに取られるネロでしたが、気を取り直して今度はパパにも接触を図ります。果たしてネロは、パパの本名を聞き出すことが出来るのでしょうか?そして事態は、時の総理大臣をも巻き込んで、思いもよらぬ方向へと転がり始めるのでした・・・。


 基本的に、ストーリーは割とメチャクチャなので、軽ーい気持ちで観るのがオススメです(笑)。予測不可能なバカボン一家の言動や、どこかおバカな登場人物達の連続に、笑いが止まりません。本作で何度となく繰り返される、 
「本名を言え!!」
「『ほんみょう』!!」
「バカかお前はー!!」
というやり取りが、1番秀逸です(笑)。こういう笑いが大好きな方には最高の作品だと思いますが、同時に苦手な人には全く不向きです。その辺り、かなり好みが分かれそうな作品といえそうです。


 クレイジーケンバンドが歌う主題歌「パパの子守唄」も案外感動するので、是非注目してみて下さい。 



【ワンチャン・ポイント】
※瀧本美織さん・・・本作では、ネロの声を担当されています。同じように声で出演された作品としては、「風立ちぬ」でのヒロイン役が有名なところ。映画作品のご出演は意外と少ないようで、他には「貞子3D2」の主演もされていらっしゃいます。


オススメジャンル&オススメ度・・・<笑いたい>B


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