心霊写真部 劇場版 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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恐怖の中に垣間見える悲しみ。写真が暴いた悪霊の正体。


2015年5月30日公開
監督:永江二朗
出演:奥仲麻琴・伊藤陽佑・上野優華 他


【賛否両論チェック】
賛:主人公が恐怖に立ち向かいながら、事件の真相を暴いていくい様子に、ハラハラドキドキさせられる。意外な悪霊の正体にも注目。
否:展開はかなりのご都合主義なので、本格派には向かないかも。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・少しだけあり
怖シーン・・・メッチャあり



 「ニコ生ホラー百選」で2年連続1位を獲得したDVD作品の、映画版です。


 主人公の佳夕(奥仲麻琴)は、3人しかいない“心霊写真部”の高校生。“マスク殺人鬼”という凶悪犯による連続殺人事件が世間を騒がせていたある日のこと、部のサイトに1件の投稿がありました。それは、
「“エンジェル様”という降霊術をやったら、天使の心霊写真が撮れた。」
というもの。確かに写真には、天使の影がはっきりと写っていたため、佳夕は部長の牧村(伊藤陽佑)と先輩のリリ(上野優華)と共に、写真の送り主の少女・望海の下を訪れるのでした。


 早速撮影時の状況を再現したいという望海の希望で、4人はエンジェル様を実施。始めは順調でしたが、途中で突然怪しげな光が瞬くと、4人は気を失ってしまいます。次に佳夕が目覚めると、牧村とリリはまだ気を失ったままで、望海の姿がありません。家中を捜索した佳夕は、寝室のクローゼットに監禁されていた望海の母親を発見します。母親によると、昨夜の望海の様子がおかしく、脅されて監禁されてしまったとのこと。その後、望海のパソコンを見た佳夕は、望海が送ってきた写真が、天井の写真に天使の画像を合成したものだったことを確認。実際に写っていたのは天使ではなく、不気味な黒い影でした。


 望海の母親が、その黒い影を
「地下駐車場の壁にあったシミに似ている。」
と言ったため、佳夕は母親と共にその現場を訪れます。すると突然、壁のシミから天使の羽をまとった望海が出現。望海は天使が自分に降臨したと信じていましたが、佳夕はそれが真実ではないと見抜いていました。実は望海が行ったのは“エンジェル様”ではなく“こっくりさん”で、憑依したのは天使のふりをしたキツネの霊でした。正体を見抜かれたキツネの霊は、望海を使って2人に襲いかかってきますが、その窮地を救ったのは、佳夕が屋上で出会った謎の少女(谷内里早)でした・・・。


 最初にあらすじは説明してくれるので、DVD版の知識がなくても大丈夫そうです。主人公の佳夕が、謎めいた少女の助言を借りながら、写真にまつわる超常現象と、その裏側にある悲劇を突きとめていく様が、とてもハラハラすます。“ザ・ホラー映画”といった印象でしょうか(笑)。
そして、当初は主人公達と全く接点がなかったマスク殺人鬼が、中盤以降どう絡んでいくのか、そちらも要注目です。


 ただ話の展開はかなりのご都合主義で、行き詰った時に急に何かを思い出したり、突然話の重要人物が登場したりと、結構強引に進んでいくので、本格派にはやや不向きかも知れません。


 怖いもの見たさにご覧になるのがオススメです。



【ワンチャン・ポイント】
※上野優華さん・・・本作では、主人公の先輩部員・リリ役。本業は歌手の方で、非常に透明感のある歌声がステキな方です。「トイレの花子さん 新劇場版」と「1/11 じゅういちぶんのいち」で、出演と主題歌を担当されています。「瀬戸内海賊物語」の主題歌も担当されていますので、是非そちらもチェックしてみて下さい。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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