メイズ・ランナー | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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立ち向かう勇気。謎が謎を呼ぶ迷路ミステリー。


2015年5月22日公開
監督:ウェス・ボール
出演:ディラン・オブライアン
カヤ・スコデラーリオ
キー・ホン・リー 他


【賛否両論チェック】
賛:迷路の謎が徐々に明らかになっていく緊迫感が見事。「行動する勇気」を教えてくれる。
否:急に驚かせるシーンが多いので、ホラー等が苦手な人には不向き。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・多数あり
怖シーン・・・結構あり



 突如として巨大迷路に送り込まれた主人公達の、決死の脱出劇を描いた3部作の第1章です。


 主人公の青年が目覚めると、そこは謎めいたエレベーターの中。記憶は全て消されており、訳が分からず混乱する青年でしたが、やがてエレベーターは屋外に到着し、謎の青年達が出迎えます。恐怖に駆られた青年は駆け出しますが、足がもつれて転倒。そんな青年の前に広がっていたのは、四方を囲む巨大な壁でした。その後、落ち着くまで一時的に閉じ込められていた青年は、グループのリーダー・アルビーに、自分達の状況を説明されます。彼らが生活しているのは、巨大な迷路の中央にある広い空間、通称“グレード”。ここで彼らは自給自足の生活をしながら、毎月1回エレベーターで物資と新入りが調達されてくるのを待って、生きているのでした。一方で、青年は壁の1ヵ所開いている部分を見つけ、中を覗こうとしますが、そんな彼をグループ1の荒くれ者・ギャリーが突き飛ばします。迷路には“グリーバー”と呼ばれる怪物がいるため、非常に危険だとのこと。迷路への扉は朝開き、日没と共に閉まるので、日中の間に“ランナー”と呼ばれる選ばれた者達だけが、出口を探しに迷路に入ることを許されているのでした。その夜、青年の仲間入りを祝って開かれた宴の席で、青年はギャリーとの力比べに挑みます。その最中、頭を強打した青年は、自らの“トーマス”という名前を思い出すのでした。


 アルビーは、好奇心旺盛なトーマスを高く評価。翌日、ナンバー2・ニュートの指示で、森に肥料を採りに入ったトーマスは、迷路から帰ってきたランナー・ベンと遭遇します。ところがベンの目は虚ろで、
「俺は見た。お前のせいだ!!」
と意味不明な言葉を発すると、突然襲いかかってきます。トーマスはなんとか逃げ出し、ベンは騒ぎを聞きつけたアルビー達によって拘束されます。アルビーによると、グリーバーの尻尾に刺されると、皆こうなってしまうとのこと。治療法はなく、ベンはやむなく迷路に追放されてしまうのでした。


 翌朝、ベンが刺された足取りを調べるため、アルビーはランナーのリーダー・ミンホと共に迷路へ。ところが夕方、迷路の出口で待っていたトーマス達の目に飛び込んできたのは、グリーバーに刺されて動けなくなったアルビーと、彼を背負って必死に走ってくるミンホの姿でした。扉は無情にも閉まり始めますが、そのまま指をくわえて見ていることが出来なかったトーマスは、咄嗟に迷路に飛び込みます。扉はトーマスのすぐ後ろで閉じ、3人はやむなく迷路の中で夜を明かすことになります。凶暴なグリーバーが襲い来る中、トーマスは必死にアルビーを隠し、自らもミンホと共に懸命に逃げ続けるのでしたが・・・。


 冒頭から、観客も訳が分からないまま迷路の謎に引き込まれていく様が秀逸です。迷路に向かわず、偽りの安住の地で暮らすという選択肢もある中で、敢えて危険に身を投じることで、自らの手で自由を取り戻そうとする主人公の姿にも、心打たれるものがあります。


 展開は結構ご都合主義で、主人公がギリギリのところで上手いこと生き残っていくのは、勿論ご愛嬌(笑)。急に驚かせるシーンもかなり多いので、ホラーが苦手な人なんかには不向きかと思います。


 3部作ですので、思わず続きが観たくなる、そんなサバイバル・ミステリーです。



【ワンチャン・ポイント】
※3部作の映画・・・外国の映画では、3部作モノが非常に多いですね。「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」を始め、「ハンガー・ゲーム」や「スパイダーマン」「マトリックス」「ダークナイト」等々。邦画でも「20世紀少年」なんかが有名なところです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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