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B級感タップリの、笑って泣ける最強スプラッター!!


2015年5月16日公開
監督:品川ヒロシ
出演:哀川翔・鶴見辰吾・鈴木砂羽 他


【賛否両論チェック】
賛:何も考えずに観られ、ストレス発散にもなりそう。コミカルなシーンは勿論、案外感動させるシーンも多い。
否:B級スプラッター感は満載で、ツッコミ始めるとキリがない。グロシーンも多数あり、命を軽視と批判する向きもあるか。


ラブシーン・・・少しあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・結構あり



 小さな島を舞台に、ヤクザVSゾンビの戦いが繰り広げられます。主演は哀川翔さん。


 事の発端は10年前。関東で幅を利かせていたヤクザ・宗形組。その組長・宗形博也(哀川翔)とその子分達が飲み屋から出てきた直後、関西からの新興勢力・竹下組の幹部・反町(木村祐一)達の襲撃を受けます。車を回しに行った武史(鶴見辰吾)は無事でしたが、子分達はほとんどが死に、宗形と部下の信也(RED RICE)は瀕死の重傷を負ってしまいます。その後、警察に連行される反町を襲撃しようとした武史は、警官を撃ってしまい、刑務所行きになってしまうのでした。


 それから時は流れ、現在。宗形組を破門された宗形は、信也と共に小さな運送会社に勤めていました。折しもその日は、武史が出所してくる日。宗形は仕事もそこそこに、会社のトラックで武史を出迎えに行くのでした。同じ頃、とある小さな島・銭荷島では、原因不明のウイルスによる体調不良を訴える患者が急増していました。同時に、新種のドラッグを持って竹下組から逃げてきたヤクザ・吉田(宮川大輔)が、ドラッグをオリジナルにアレンジした改良版を高値で売りさばいており、島の若者を中心に蔓延し始めていました。ところが、家に戻り自らにドラッグを注射した吉田の容態が急変。愛人の恵はすぐに島唯一のダメ医者・しげる(風間俊介)を呼びますが、吉田は間もなく息を引き取ってしまいます。しかしその直後、死んだはずの吉田が動き出し、恵に襲いかかります。ゾンビ映画が大好きなしげるは、すぐに吉田がドラッグとウイルスの相乗効果でゾンビになったと悟り、慌ててその場から逃げ出すのでした。


 ところ変わって、銭荷島の港。そこには何故か2人の女子高生の姿が。実は彼女達は、武史の実の娘・日向(山本舞香)と、その友人・セイラ(水野絵梨奈)。武史が収監されて以来、宗形が親代わりをして育ててきましたが、武史の出所を前に家出をし、彼との思い出の地・銭荷島を訪れたのでした。2人はすぐに、ドラッグをやっている若者達に絡まれますが、実は2人は格闘技の達人だったため、若者達はストレス発散にとボコボコにされてしまいます。駐在所の白川(窪塚洋介)達が通りかかったため、日向とセイラはその場から逃げますが、そこへゾンビに追われたしげるが逃げてきたため、ゾンビ被害は瞬く間に拡大していきます。その頃、日向の母・桜(鈴木砂羽)から、日向が銭荷島に行ったことを聞いた宗形達は、一路銭荷島へと向かいます。そして、吉田の足どりを掴んだ竹下組も、反町を銭荷島へ差し向けます。こうして、小さな島を舞台にした仁義なき戦いの火蓋が、切って落とされるのでした・・・。


 ツッコミどころは満載ですが、豊富なアクションが痛快な作品です。そしてそんな中でも、「失ってしまった家族の絆の修復」という、案外泣けるテーマも盛り込まれているのが印象的です。とはいえ、基本的にはコミカル重視のゾンビ映画なので、あまり深く考えずにストレス発散のために観ると、非常に爽快だと思います(笑)。


 ただ、勿論描写はメッチャグロいので、その辺はお気をつけて。



【ワンチャン・ポイント】
※山本舞香さん・・・本作では、前科者のヤクザを父に持ち、苦悩する娘・日向役。まさに新進気鋭の女優さんで、最近では「暗殺教室」のヒロイン役でもご出演。観客参加型映画として話題を呼んだ「マダム・マーマレードの異常な謎」の劇中映画にも出ていらっしゃるそうなので、気になった方は要注目です。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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