シンデレラ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

「勇気と優しさを信じること」。元気をくれるサクセスストーリー。


2015年4月25日公開
監督:ケネス・ブラナー
出演:リリー・ジェームズ
リチャード・マッデン 他


【賛否両論チェック】
賛:どんな苦境にもめげず、明るく優しくあろうと努める主人公の姿に心打たれる。家族で安心して観られるのも嬉しい。
否:お話が有名すぎるだけに、先が読めてしまうのは致し方ないところか。目新しさはなし。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・基本的にはなし



 あの不朽の名作が実写映画化されました。


 まず冒頭に、「アナと雪の女王」の新作「エルサのサプライズ」が入ります。誕生日を迎えるアナのために、エルサはとっておきのサプライズを沢山用意していました。しかしいざ迎えた当日、どうもエルサは容体がすぐれません。どうやら風邪をひいてしまっている様子。それでも明るくアナの誕生日を祝おうと、エルサは奮闘するのでしたが・・・。


 そして本作。主人公・エラは、森の中で両親と暮らす幸せな少女でした。彼女は誰に対しても優しく、住み着いていたネズミ達にも名前をつけ、仲よくしていました。そんな幸せな家族でしたが、ある時母親に病魔が忍び寄ります。自らの最期が近いことを悟った母は、エラに
「勇気と優しさを忘れないこと。」
と言い聞かせると、その後天国へと旅立つのでした。


 母親を亡くした後も、エラは父親と二人三脚で暮らし、今ではすっかり大きくなっていました。やがて父親は、同じように夫を亡くしたトレメイン家の女性との再婚を決めます。ところがこの継母と、やってきた2人の娘が、金のことしか頭にない意地悪な人々だったからさあ大変。エラはたちまち肩身が狭くなってしまいます。それでも父親がいるうちはまだ良かったものの、その父も旅先で亡くなり、継母は倹約のために使用人を全員解雇。その役目を全てエラに押しつけるのでした。


 寝泊まりする場所も屋根裏に替えさせられ、朝から晩まで働き詰めのエラ。ある夜、寒さに耐えきれずに暖炉の残り火で暖をとったエラは、翌朝体中が灰だらけになってしまいます。それを見た継母の娘達は、“灰だらけのエラ”=「シンデレラ」とあだ名をつけ、軽蔑します。そして継母も、一緒に食事をとろうとしたエラを
「使用人のくせに、一緒に食事をするつもり?」
と、食卓から追いやってしまうのでした。そのあまりにむごい仕打ちに、悲しみを隠しきれないエラは、馬にまたがり森へと駆け出します。その時森では、たまたま王子の一行が狩りの真っ最中。やがて2人は森で出逢いますが、エラは相手が王子だとは気づかず、
「鹿を狩らないでほしい。」
と訴えます。その真っ直ぐなエラに、王子は心惹かれます。しかしエラは、名前も告げずに去ってしまったため、王子は城に帰ってからもエラのことが忘れられません。やがて王子はエラを探すべく、結婚相手を決める舞踏会に、王族だけではなく一般市民をも広く招くことを決めるのでした・・・。


 言わずと知れた誰もが知っているストーリーそのままなので、目新しさはありません。それでも、どんな時でも勇気と優しさを忘れず、常に他人に優しくあろうとする主人公の姿が、観ている者の心を引きつけます。そしてそんな彼女の優しさが、巡り巡って彼女自身を幸せに導いてくれる様子にも、思わず感動してしまいます。“シンデレラストーリー”という表現がありますが、まさにこういうことなんでしょうね(笑)。


 デートにも勿論最適ですが、お子様の情操教育にもピッタリな作品なので、是非皆さんでご覧下さい。



【ワンチャン・ポイント】
※ケネス・ブラナー・・・本作の監督さん。最近有名な監督作でいえば、「マイティ・ソー」や「エージェント・ライアン」辺りでしょうか。俳優さんでもあるので、「エージェント・ライアン」では自ら強敵のロシアンマフィア役を演じていらっしゃいます。



オススメジャンル&オススメ度・・・<家族で観たい>


「映画の通信簿2014」発売しました!!
Amazon限定販売ですので、「映画の通信簿2014」で検索下さい♪