ジュピター | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

翻弄される運命。問答無用のやりすぎSFアクション超大作!!


2015年3月28日公開

監督:アンディ・ウォシャウスキー
ラナ・ウォシャウスキー
出演:チャニング・テイタム
ミラ・クニス 他


【賛否両論チェック】
賛:宇宙規模の大迫力のアクションに圧倒される。
否:スケールが大きすぎるだけに、かえってチープな印象も受けてしまう。本格派には不向きかも。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・悪役の雰囲気は少しだけ怖いかも


 平凡に暮らす1人の女性が、突然地球の存亡の鍵を握る存在になります。主演はチャニング・テイタム。


 シカゴで家政婦をしている女性・ジュピター(ミラ・クニス)。両親はロシアに住んでいましたが、強盗に襲われ父親は死亡。身重だった母親は親族と共にアメリカへ密入国を余儀なくされ、ジュピターはその途中、太平洋上のコンテナの倉庫で生まれます。それから月日は流れ、ジュピターは叔母達と共に家政婦の仕事に追われる毎日。いつかこの生活を抜け出したいと願いながらも、変わらない日々を嘆いているのでした。


 そんなシカゴの街に、不穏な気配が。夜の街に降り立った1人のハンター・ケイン(チャニング・テイタム)。狼との混血種である彼は、その並外れた嗅覚でジュピターを探している様子。ところがその彼を、突然別の3人組のハンターが襲撃してきます。実は彼らハンターの雇い主は、宇宙最大の王朝・アブラサクス家。長女のカリーク・長男のバレム・次男のタイタスの3人がその覇権を争っており、鍵を握るジュピターを探し続けているのでした。


 そんなこととは露知らず、従兄弟に
「お金になるから!!」
と言われ、ジュピターは不妊治療外来に卵子を提供するべく、病院を訪れます。ところが病院のスタッフは、既にバレムの手の者がすり替わっており、ジュピターは拘束されてしまいます。DNAを確認した彼らは、彼女を殺害しようとします。しかし次の瞬間、ケインが飛び込んでくると、バレムの手下達をあっという間に倒し、ジュピターを救出します。その後もバレムの手の者が執拗に追ってくる中、ジュピターはケインのかつての同僚・スティンガーから、実は地球がアブラサクス家によって造られたものであり、間もなくバレムが人類を“収穫”しようとしていることを聞かされるのでした・・・。


 「地球が実は造られたものだった」という設定も驚きですが、宇宙の支配を目論む兄弟3人による覇権争いが桁外れのスケールで繰り広げられ、その世界観に圧倒されます。ただ逆に言うと、それだけ大きい規模の戦いをフルCGで描き出しているので、本格派の方が観るとかえって興ざめしてしまいそうな感じもします。


 物語は、自身の数奇な運命に翻弄されながらも、自分の意志で道を切り開いていこうとするジュピターの姿が印象的です。そして「王女と孤高のハンター」という、身分の違いを越えた愛も見どころの1つ。


 日頃感じている閉塞感から抜け出したい時に、是非オススメの作品です。 


【ワンチャン・ポイント】
※エディ・レッドメイン・・・本作では、人類の“収穫”を目論む王朝の長男・バレム役。最近の話題作といえば、何といっても「博士と彼女のセオリー」で、難病に侵されながらも研究を続けたホーキング博士役です。他にも「レ・ミゼラブル」や「マリリン 7日間の恋」にもご出演されているそうなので、気になった方は是非探してみて下さい。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


「映画の通信簿2014」発売しました!!
Amazon限定販売ですので、「映画の通信簿2014」で検索下さい♪