プリデスティネーション | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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難解で退屈だが、全てを裏切る予想外のラスト!!


2015年2月28日公開
監督:マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
出演:イーサン・ホーク
サラ・スヌーク 他


【賛否両論チェック】
賛:大方の予想を覆す、壮絶なラストが魅力的。最初は訳が分からなかったシーンも、最後に全てつながっていくのが見事。
否:前半は思い出話なので、かなり退屈。展開もかなり難しいので、“タイムスリップモノ”と聞いて想像するような楽しさはなし。


ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・惨殺シーンあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり


 タイムスリップをして犯罪を防ぐ捜査官が巻き込まれるサスペンスです。


 物語は1975年から始まります。とある建物に仕掛けられていた時限爆弾を発見した男は、その解体を始めます。ところがその途中、謎の人影の襲撃に遭い、解体は失敗。男は火だるまになってしまい、犯人も逃走してしまうのでした。


 次に男が目を覚ますと、そこは1985年の航時局のベッドの上。実は男の正体は、タイムスリップをして大きな犯罪を未然に防ぐ航時局の捜査官でした。彼は今回、70年代にニューヨークを恐怖のどん底に叩き落としていた連続爆弾魔・通称“フィザー・ボマー(不完全な爆弾魔)”の行方を追っている途中でした。しかし、予想以上に深手を負っていた男の顔は、整復手術によって今までとは全く異なるものになってしまいます。それでも男(イーサン・ホーク)は傷の回復を待って、再びフィザー・ボマーの捜査のために、過去へと旅立つのでした。


 男が今回タイムスリップしたのは、1970年。バーテンダーとして働き始めた彼の下にある夜、1人の青年・ジョンがやってきます。雑誌のライターをしているという彼の話し相手になっていた捜査官でしたが、やかてその数奇な身の上話に引き込まれていきます。果たして、捜査官は何の目的でこの時代にやってきたのか。ジョンの壮絶な過去とは。そしてこの2人が、連続爆弾魔の事件とどう関わっていくのでしょうか。観客に多くが語られないままに、物語は予想もしなかった方向へと進み始めるのでした・・・。


 前半はジョンの思い出話で占められているので、正直かなり単調で退屈です。ストーリー自体も結構難しくて頭を使いますが、その分終盤はそれまでの全ての伏線から、たたみかけるように真実が明かされていくのに驚かされます。
「えー!?そう来ましたか!?」
っていう感じです(笑)。


 納得出来るかどうかは別として、一本取られる意外性のある作品に仕上がっています。


【ワンチャン・ポイント】
※イーサン・ホーク・・・本作の主演。最近話題の出演作といえば、何といっても同じキャストで12年撮り続けたという「6才のボクが、大人になるまで。」での父親役ですね。他にも、妻を人質に取られた元天才レーサーが暴走する「ゲッタウェイ スーパースネーク」や、一家惨殺のビデオを発見した作家が身の毛もよだつ恐怖に巻き込まれる「フッテージ」など、案外父親役や愛妻家役が多い方といえそうです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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