ストロボ・エッジ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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同世代には胸キュン間違いなし。壁ドンが苦手な方にも是非(笑)。


2015年3月14日公開
監督:廣木隆一
出演:有村架純・福士蒼汰・山田裕貴 他


【賛否両論チェック】
賛:登場人物それぞれの切ない恋模様が、それぞれの視点から切なく描かれる。同世代の人には非常に感情移入しやすい作品。
否:良くも悪くも若い(幼い)恋愛観なので、大人には少し物足りないかも。セリフもやや小説チックか。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・基本的にはなし


 人気少女コミックの実写映画化です。主演は有村架純さんと福士蒼汰さんという、今をときめくお2人。


 学校帰りの電車の中、主人公・仁菜子(有村架純)の視線の先には、お年寄りに席を譲る蓮(福士蒼汰)の姿がありました。声はかけたものの話は進まず、蓮は最寄り駅で降ります。ところが次の瞬間、蓮を追って下車した仁菜子は、蓮を呼び止め、
「私、蓮君が好きです!」
と突然告白。案の定、
「ごめん。俺、付き合ってる人がいるんだ。」
とフラれてしまいます。ただ、仁菜子自身もフラれることは想定しており、案外スッキリした様子なのでした。2人の出逢いは1年生の夏。電車内を歩いていた蓮が、仁菜子の落とした携帯電話のストラップを誤って踏んでしまったことがきっかけでした。誠実な蓮は後日、新しいストラップを仁菜子にプレゼントします。
「要らなかったら捨ててもいいから。」
と言って帰ろうとする蓮を仁菜子は呼び止め、
「そんなことしない。誰かが自分のために選んでくれたものなんて、誰だって嬉しいに決まってる。」
と喜びを伝えるのでした。


 時はそれから少し流れ、2年生になった2人は、同じクラスになります。最初はお互いに少し気を使っている様子でしたが、そんな時に、
「あれ、もしかして駅で蓮に告白してフラれた子?」
とデリカシーのない発言をしてきたのが、お調子者の拓海(山田裕貴)でした。その拓海は、すぐに仁菜子に惹かれるようになっていきます。そんなある日、クラスのレクリエーションの買い出しをする人を決めることになり、担任の先生が出席番号でランダムに選んだ結果、仁菜子と蓮が選ばれます。すると、負けじと拓海も立候補し、結局3人で買い出しをすることに。その買い出し当日、3人は偶然、蓮の年上の彼女でありモデルの麻由香(佐藤ありさ)と遭遇します。仲の良い2人を前に少し辛そうな仁菜子を見て、拓海は思わず仁菜子を連れその場から逃走。そんな拓海に、仁菜子は
「半分だけありがとう。」
と、感謝するのでした。


 その後も、仁菜子は一途に蓮を想い続けますが、仁菜子を心配する拓海は、
「いつか限界がくるよ?」
と自分の方に振り向かせようとアプローチを続けます。一方の蓮は、両親が離婚して精神的に不安定な麻由香を支えようと、学校やバイトの合間を縫って彼女を励まし続けます。しかし無理が祟り、とうとう蓮は駅で倒れてしまいます。そんな彼を介抱してくれたのは、他ならぬ仁菜子なのでした・・・。


 さすが少女コミックが原作だけあって、貸した服の腕をまくってあげたりとか、思わずキュンキュンさせるようなポイントが満載です(笑)。そんな中にも、最初は転んでばかりいた仁菜子が、恋愛を通して人間としても一歩ずつ成長していく様子や、愛した人のために己を犠牲にして走り続ける蓮、そして親友に裏切られたという過去を背負いながらも明るく振る舞い続ける拓海の切ない心など、三者三様の恋模様が絶妙な配分で描かれていきます。


 ただ、言ってしまえば狭いコミュニティでの幼い恋愛模様ともいえるので、大人の方にはやや受けが良くないかもしれません。どちらかといえば中高生の同世代の方に、とっても受けそうな作品です。是非是非片想いの人とご覧になってみて下さい。


【ワンチャン・ポイント】
※高台&駅前&階段のシーン・・・本作では、最近の邦画で見かけたことのあるような場所が結構登場します。蓮と麻由香がよく2人で話をしていた高台にある公園は、「紙の月」で宮沢りえさんと池松壮亮さんが会っていたところ。そして蓮が麻由香を呼び出した駅前は、「白ゆき姫殺人事件」で井上真央さんが駆け込んだ駅です。それから後半、蓮が仁菜子の鼻歌にピンとくる場面で2人が歩いていたのは、「好きっていいなよ。」で福士蒼汰さんが川口春奈さんと何回もチューしていたところです(笑)。


※入江甚儀さん・・・本作では、仁菜子の幼馴染みで彼女に片想いをしていた大樹役。「キカイダーREBOOT」での人造人間役が有名な方ですが、他にも最近では「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」にもご出演。「ごくせん THE MOVIE」にも出ていらっしゃいますので、気になった方は要チェックです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<デートで観たい>


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