リトル・フォレスト 冬編・春編 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

料理に癒されつつも身につまされる、厳しい自然の中で生きる大変さ。


2015年2月14日公開
監督:森淳一
出演:橋本愛・三浦貴大・松岡茉優 他


【賛否両論チェック】
賛:ステキな料理に沢山出逢える作品。そんな中にも、大自然の中で生きていく大変さが如実に描かれている。
否:ざっくり言うと「ひたすら料理を作る映画」なので、興味がないと退屈極まりない。エンドロールが2回あるのも、ややしんどいか。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・虫のシーンだけあり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし


 故郷の田舎に戻ってきた主人公が、季節ごとの食材と向き合いながら成長していく物語です。主演は橋本愛さん。


 物語は夏・秋・冬・春の4部構成で、今回は後編の冬・春編です。東北地方の山奥にある村・小森で暮らす、主人公・いち子(橋本愛)。母親は随分早くに失踪し、今は実家で様々な作物を育てながら、1人で自給自足の生活を送っていました。


 冬が近づき、季節はクリスマス。近所に住む昔の同級生・ユウ太(三浦貴大)とキッコ(松岡茉優)が遊びにやってきたので、いち子は早速ケーキを作ることにします。小さい頃、母が作ってくれたケーキを参考に、甘酒とカボチャを使った3色ケーキを振る舞うのでした。


 その後もいち子は、冬場の保存してある作物を中心に、様々な料理を作ります。しかし同時に、いち子は
「自分は本当にここで生きていく覚悟が出来ているのか?」
と自問自答するようになっていきます。そんな彼女は、時にはキッコとケンカをしたり、ユウ太にお説教をされながらも、自身の春に向かって一歩ずつ歩き始めていくのでした・・・。


 前作同様、美味しそうな料理が沢山紹介されるので、観た後にすっごくお腹が空きそうな映画です(笑)。ただ、決してそれだけではなく、大自然の中で暮らすことの厳しさや大変さ、そして本当の意味での喜び等がきっちりと集約されています。1つの作物を収穫するために、1年前から念入りに準備をしたりする様子なんかに、改めて「食べる」ことの尊さを感じさせられます。


 是非とも、デートや家族サービスで食事をする直前なんかに、観ていただきたい作品です(笑)。


【ワンチャン・ポイント】
※三浦貴大さんと松岡茉優さん・・・本作では、いち子を温かく見守る元同級生・ユウ太役とキッコ役でご出演。このお2人の組み合わせ、実は「サムライフ」でも、主人公の元教師とその教え子として観ることが出来るんです。本作では終始仲の良いお2人ですが、「サムライフ」では豪放磊落な三浦さんと、経理役としてビシビシ意見する松岡さんという、本作とはまた違った姿を観られますので、是非チェックしてみて下さい。


オススメジャンル&オススメ度・・・<癒されたい>


「映画の通信簿2014」発売しました!!
Amazon限定販売ですので、「映画の通信簿2014」で検索下さい♪