13の選択 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ツッコミどころはあるけれど、先の読めない極上サスペンス!!


2015年1月31日公開
監督:ダニエル・スタム
出演:マーク・ウェバー
デヴォン・グレイ 他


【賛否両論チェック】
賛:常軌を逸した課題を課されるうちに、次第に人間性を失っていく主人公の変貌ぶりに、ハラハラさせられると同時に、愚かさを見せつけられる。意外な展開も印象的。
否:ゲームの動機や犯人など、謎やツッコミどころはかなり残るので、後味はあまり良くないかも。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・キスシーンのみあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・遺体のシーンは結構怖いかも


 お金に困った主人公が、謎のゲームに巻き込まれていくサスペンスです。


 オーストラリア・パース。パーティーの主賓として招かれていた老人・ソロモンは、スピーチの最中に突然汚い言葉を連発したかと思うと、司会者の女性の指を切断。パニックになる会場で携帯電話を取り出そうとし、焦った警備員に射殺されてしまうのでした。


 時代は少し流れ、2013年のアメリカ・ニューオーリンズ。気弱な会社員・エリオットは、ノルマの不達成を理由に会社をクビになってしまいます。身重の妻・シェルビーと精神障害を持つ弟・マイケル、さらには介護が必要な父親を抱え、エリオットは途方に暮れてしまいます。そんな彼がある夜、車を運転中に誰もいない交差点で信号待ちをしていたところ、いつの間にか車内に置かれていた携帯電話から、騒々しい着信音が鳴り響きます。不審に思いながら出てみると、謎の男から、
「13の課題をクリアすれば、莫大な賞金が手に入る。」
と告げられます。最初は本気にしないエリオットでしたが、男は彼の家族構成や窮状、そして今の車内の様子まで事細かく言い当てます。最初の課題は車内のハエを殺すことで、賞金は1000ドル。難なくやり遂げたエリオットは、自宅に帰り銀行口座を確認。すると、自分の口座に1000ドルが振り込まれていました。驚いたエリオットは、第2の課題の「殺したハエを飲み込む」も実行。するとその瞬間に、口座に賞金が振り込まれるのでした。


 どうやら電話の男は、24時間エリオットを監視している様子。その後も指示されるがままに課題を実行するエリオットでしたが、その要求は徐々にエスカレートし、エリオットは次々と犯罪に手を染めていきます。果たして男の狙いは何なのか。そして、警察に不審者としてマークされてしまったエリオットの運命は・・・?


 まず、最初は臆病者で引っ込み思案だった主人公が、猟奇的な課題を課されていくうちに、次第に大胆で冷酷な本性を露わにしていく様が非常に怖いです。それこそ冒頭では、誰もいなくても長い信号をちゃんと守っていたのに、後半では大通りでも赤信号を無視して突っ込んでいくようになっています。その辺りの描写も見事です。ミステリーとしては謎も残りますし、ツッコみ始めるとキリがない部分も多いですが、サスペンスとしては先が読めない展開の連続で、とてもハラハラさせられます。


 腕を切り落としたり首が飛んだり、グロシーンはメッチャ多いので、お気をつけて。


【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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