タチャ 神の手 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

孤高な戦いの行き着く先とは。究極の騙し合いに酔いしれる。


2015年1月23日公開
監督:カン・ヒョンチョル
出演:T.O.P(BIGBANG)
シン・セギョン
ユ・ヘジン 他


【賛否両論チェック】
賛:相手の裏をかいていく登場人物達の行動や、予想外の裏切りの連続に、ハラハラドキドキさせられる。上映時間の長さを感じさせない。
否:展開は結構ご都合主義。花札を知らないと、やや感情移入しにくいかも。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・臓器売買絡みのシーンなんかは結構怖いかも


 タチャと呼ばれるイカサマ賭博師を描いた韓国映画です。主演はBIGBANGのT.O.P。


 主人公・テギル(T.O.P)は、生来バクチの才能があり、小さい頃から賭け事に興じたり、大人から上手いことお金を手に入れたりしていました。叔父と叔母に育てられて成長した彼は、花札のイカサマ賭博師・通称“タチャ”を気取り、田舎町でくすぶっていました。そんなある日、彼は賭博相手・グァンチョルの家で、グァンチョルの妹・ミナ(シン・セギョン)と出逢います。テギルはすぐにミナに一目惚れしますが、ミナはそんなテギルを軽くあしらいます。


 しばらく経ったある日の夜、テギルは叔父がこっそりとどこかへ出かけていくのを目撃。行き先は裏の賭博場で、叔父はテギルの母の貯金を使い果たしてしまい、賭博場のボスの通称“幽霊”に痛めつけられているところでした。とっさに助けに入ったテギルは、幽霊と揉み合いになり、ナイフで負傷させてしまいます。その場はなんとか逃げおおせた2人でしたが、テギルの身を案じた叔父と叔母は、彼を町から逃がすことにします。途中、ミナのところに寄ったテギルは、
「今の俺は、まだお前にはふさわしくない。必ず成功して、迎えに行く。」
と強引にプロポーズし、去っていくのでした。


 上京したテギルは、先輩のチャーリーのつてを頼ります。チャーリーは花札賭博を経営する社長・コジャンの下で働いており、テギルもそこで飯炊きの仕事をさせてもらうことに。やがてコジャンにその才能を見出だされたテギルは、すぐに賭博場の稼ぎ頭となり、コジャンの右腕として重宝されるようになります。そんな彼の下に、羽振りの良い女社長、ウ・ソジュンが現れます。あまり花札が得意ではないソジュンは、すぐに店のカモにされてしまいます。それでも通い続けるソジュンに、いつしかテギルは惹かれていくのでしたが・・・。


 上映時間は2時間半と長めですが、それを感じさせないくらい、ハラハラドキドキの連続です。花札と同様に、ストーリーも一瞬で形成が逆転したり、思いもよらない裏切りがあったりと、スリリングな展開が繰り広げられます。


 難点としては、やはり“花札賭博”がメインなので、花札のルールをしらないとやや退屈なところでしょうか。それでも、最悪ルールを知らなくても・・・なんとか問題ないように、優しく作ってくれてはいます(笑)。グロシーンは結構多くて、手を切り落とされたり、肉片が飛び散ったりする描写がありますので、ご注意を。


 いつも危ないところで助けが入ったりなど、ご都合主義感は満載ですが、満身創痍になっていく主人公が困難にどう立ち向かっていくのか、T.O.Pのファンのみならずとも要注目です。


【ワンチャン・ポイント】
※イ・ギョンヨン・・・本作では、主人公の才能を見出す社長・コジャン役。最近では「ベルリンファイル」や「新しき世界」「テロ,ライブ」などに出演されています。他にも、西島秀俊さん主演で話題となった「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」にも登場しますので、是非チェックしてみて下さい。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/