デッドハング | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ありがちだけど痛快。強い女性のシチュエーション・サスペンス!!


2015年1月10日公開
監督:マレク・アッカド
出演:サラ・バトラー
D・B・スウィーニー 他


【賛否両論チェック】
賛:戦う強い女性の姿が、非常に痛快。緊迫感溢れる犯人との攻防も見事。
否:展開はありきたりなので、新鮮さは物足りないか。謎解き要素も少なめ。


ラブシーン・・・少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーンあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも


 会社の不正を突き止めた女性が、殺し屋との死闘に巻き込まれるサスペンスです。


 ビジネス街である夜、証券会社ゴールト・キャピタルの財務担当者・マイクが、謎の転落死を遂げます。同じ頃、マイクの部下の女性・ジェーンは、恋人のレイを相手に、自宅でボクササイズの真っ最中。なかなかイイキックを繰り出すジェーンに、レイは思わず苦笑い。レイはジェーンに、
「仕事を辞めて、どこかのんびり出来るところで暮らそう。」
と提案しますが、仕事熱心なジェーンはこれをやんわりと断るのでした。


 翌朝、出勤してマイクの死を知ったジェーンはがく然。早速、会長のゴールトもヘリコプターでやってきて弔辞を述べますが、その割にはマイクのデスクは既に片付けられており、その変わり身の早さに、ジェーンは憤りを隠せません。そんな中、マイクの妻から電話があり、彼の私物の整理を頼まれたジェーンはふと、机の端に隠されていたUSBを発見。自身のデスクでそれを開いてみると、なんとそれはゴールト会長が会社の年金基金を横領しているという資料。すぐに、マイクの死と関連があると感じたジェーンは、同僚の上司・タフトに報告。するとタフトは、
「内部告発するのには証拠が必要になるから、誰にも話さずに作成してほしい。」
と指示。ジェーンは1人で証拠の作成を始めますが、事態は予想以上に複雑で、一段落した頃には夜になっており、会社に残っているのはジェーンとタフトだけになっていました。


 ところが、実はタフトはゴールトの手の者だったため、ジェーンは一気に大ピンチに。タフトが、
「内部監査の人間を呼ぶ。」
といって、やってきたフランクは実は殺し屋で、ジェーンを脅してデータを奪おうとします。しかしジェーンは、2人の隙を突いて逃走を図り、とっさにエレベーターに逃げ込みます。タフトが慌ててエレベーターの電力を切ったため、ジェーンはエレベーターに閉じ込められてしまいます。本性を現したフランクも、残っていた警備員を殺害し、あの手この手でエレベーターをこじ開けようとします。果たしてジェーンの運命は、どうなってしまうのでしょうか・・・?


 決して権力に屈することなく、自らの正義を貫こうとする主人公が、とてもカッコいいです。殺し屋に対しても真っ向から戦おうとする姿勢も、感動的かつ痛快です。反面、ストーリーはありがちで、展開もある程度予想出来てしまうので、謎解きモノとしては不向きです。主人公がどう逃げ切るか、緊迫のシチュエーション・サスペンスとして楽しめる作品です。


 現代を象徴するような、戦う女性の映画です。是非劇場でご覧下さい。


【ワンチャン・ポイント】
※女性が活躍するサスペンス・・・本作では、ビルに閉じ込められた主人公が、2人の追手に対していかに反撃していくかが焦点ですが、同じように女性が襲撃者と対峙するお話としては、「ブラインド・フィアー」が近い感じでしょうか。恋人の家で暮らしていた盲目の女性が、いわくありげな2人組の強盗の襲撃に遭い、反撃に転じていくストーリーです。今は女性が強い時代でもありますので、こちらもその象徴的な作品といえそうですね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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