薄氷の殺人 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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真実はやや消化不良。愛憎が生んだ猟奇的サスペンス。


2015年1月10日公開

監督:ディアオ・イーナン
出演:リャオ・ファン
グイ・ルンメイ 他


【賛否両論チェック】
賛:静かな雰囲気の中、いきなり事件が起こったりと、ハラハラのさせ方が印象的。謎解きの要素もあり。
否:伝えたいことはよく分からない。ラブシーン・グロシーンもあり。


ラブシーン・・・結構あり
グロシーン・・・惨殺シーンあり
アクションシーン・・・少しだけあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも


 台湾映画です。未解決の猟奇殺人事件に挑む刑事と、謎めいた女性との出逢いを描きます。


 事件の発端は、1999年。各地の埋め立て処分場から、バラバラに切断された死体の一部が、次々と発見されます。刑事のジャン達の捜査により浮上した容疑者は、土砂を各地に運んでいたトラックの運転手と、その弟。ジャン達は早速事情聴取に向かいますが、その際に隙を突かれて拳銃を撃たれ、2名の捜査員が犠牲となり、ジャンも負傷してしまいます。


 それから5年後。ケガを理由に休職中のジャンは、民間の工場の保安課で勤めながら、自堕落な生活を送っていました。そんな彼はある日、張り込み中の同僚・ワン達に遭遇。ワンによると、最近再びバラバラ殺人事件が発生。同様の事件は3年前にも起きており、いずれの事件でも被害者と結婚あるいは恋仲になっていたのが、現在張り込み中の女性・ウーだとのことでした。


 ウーは地元のクリーニング店で働いており、ジャンは客を装って接触を図りますが、無口で無愛想なウーは、ジャンには全く関心を示しません。そんな彼女を、始めは自分が関わった未解決事件の重要参考人としてつけ回していたジャンでしたが、次第にその不思議な魅力に惹きつけられていきます。そしてウーもまた、ジャンに少しずつ心を開いていきます。ところがそんな最中、ワンが何者かに惨殺される事件が発生し、事態は思わぬ展開を見せるのでした・・・。


 謎解き要素は勿論ですが、BGMが少な目な雰囲気の中で、急に予想外な出来事が起こったりなど、緩急が非常によくついている印象がします。ただ、ミスリードのためなのかは分かりませんが、
「このシーン・・・要る?」
「この登場人物・・・必要?」
と感じてしまう部分も、結構あります。主題歌も、正直物語の雰囲気にはあまり合っていないように感じます。


 ラブシーンやグロシーンもありますので、ミステリー好きな方であれば、観ておいて損はないかと思います。


【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>


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