シン・シティ 復讐の女神 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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超独特な世界観。モノクロの街でうごめく、漆黒の殺意!!


2015年1月10日公開

監督:ロバート・ロドリゲス
フランク・ミラー
出演:ジェシカ・アルバ
ミッキー・ローク
ブルース・ウィリス 他


【賛否両論チェック】
賛:前作の知識がなくても楽しめる。権力に抗うアウトロー達の怒りが、観ていて痛快。それでいて切なさも醸し出している。
否:前編がほぼ白黒で、描写もわざと抽象的な雰囲気になったりするので、好き嫌いは分かれそうな作風。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・悪役の雰囲気は少し怖いかも


 大切な物を奪われた者達の復讐劇を描く、オムニバスに近い作品。「シン・シティ」の続編です。


 物語の舞台は、悪徳政治家・ロアークが支配する腐敗した街、“シン・シティ”ことペイシン・シティ。前作で、ロアークの息子・イエローバスタードを殺害した刑事・ジョン(ブルース・ウィリス)は、恋人・ナンシー(ジェシカ・アルバ)に危害が及ぶことを恐れ、自ら命を断ったのでした。最愛の人を奪われたナンシーは、場末のキャバレー〝ケイディ”のダンサーをしながら、ロアークへの憎しみを募らせていました。


 ロアークは、街のカジノで頻繁にポーカーに興じていましたが、そんな彼に果敢にも挑もうとするギャンブラーが現れます。男の名はジョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。天才的な指先のテクニックを持つ彼は、ポーカーの親になると豪快に勝ち続け、ロアークの鼻を明かします。しかし、その傲慢な態度がロアークの逆鱗に触れてしまい、ジョニーは帰り道に拉致され、利き手の指先をペンチで折られてしまいます。脚も撃たれ、重傷を負ったジョニーもまた、ロアークへの恨みを募らせるのでした。


 一方、シン・シティでしがない探偵をしている男・ドワイト(ジョシュ・ブローリン)。彼がかつて愛した美女・エヴァ(エヴァ・グリーン)は、今は金持ちの夫と結婚し、ドワイトも彼女のことは忘れようとしていました。そんな時、突然エヴァがドワイトを訪ねてきます。彼女いわく、
「夫が執事に命じて、自分に暴力を振るわせている。なんとか助けてほしい。」
とのこと。最初は関わるまいと思っていたドワイトでしたが、懇願を続けるエヴァに心が動いてしまい、最終的には屋敷に乗り込んでいき、夫を殴り殺してしまいます。しかし、これは夫が邪魔になったエヴァによる、巧妙な罠でした。突如エヴァに銃撃されたドワイトは、瀕死の重傷を負いながらも、命からがら屋敷を抜け出しますが、エヴァは得意の色気で悲劇の未亡人を熱演し、ドワイトは凶悪犯として警察から追われる身になってしまいます。愛していた人の裏切りに、ドワイトもまた復讐を誓うのでした。そんな三者三様の彼らが、縁あって皆同じ人物に助っ人を頼みます。その男こそが、キャバレー〝ケイディ”の常連客・マーヴ(ミッキー・ローク)でした・・・。


 全編通して、白黒というかモノクロチックな映像で描かれていて、独特な世界観に引き込まれます。最初に前作のおさらいもしてくれるので、予備知識も基本的には不要です。救いのない支配の中で、なんとか一矢を報いろうともがくアウトロー達の姿が、どこか物悲しさを帯びて映ります。


 グロシーンやラブシーンも、描写は抑え目ですがかなりあるので、抵抗のない方にはオススメです。


【ワンチャン・ポイント】
※ジョセフ・ゴードン=レヴィット・・・本作では、傲慢で自信家の天才ギャンブラー役。「ダークナイト・ライジング」での刑事役で注目を集めた方で、他にも「50/50 フィフティ・フィフティ」でのガンを宣告された青年の役や、「リンカーン」での大統領の息子役でもご出演。そして、本作にも出ているブルース・ウィリスの若かりし頃の役で、「LOOPER/ルーパー」にも出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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