映画 ST 赤と白の捜査ファイル | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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常人の斜め上を行く心理戦。天才刑事VS天才ハッカー!!


2015年1月10日公開
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也
岡田将生
ユースケ・サンタマリア 他


【賛否両論チェック】
賛:主人公とその仲間達、そして犯人との鬼気迫る騙し合いが痛快。テレビ版の知識がなくても理解出来るのが嬉しい。
否:主人公のキャラクターは、案外好き嫌いが分かれそう。刑事ドラマの延長なので、苦手な人には退屈かも。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーンあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・基本的にはなし


 人気を博した刑事ドラマの映画化です。主演は藤原竜也さんと岡田将生さん。


 天才・赤城左門(藤原竜也)が率いる、警視庁科学特捜班・通称〝ST”。メンバーは、プロファイリングのスペシャリスト・青山翔(志田未来)や、超人的な聴覚でウソを見抜く結城翠(芦名星)、犬並みの嗅覚をもつ武闘派・黒崎勇治(窪田正孝)、超優秀な科学者にして僧侶の山吹才蔵(三宅弘城)と、いずれも癖のあるはみ出し者揃い。彼らを束ねる唯一の常識人・〝キャップ”こと百合根友久(岡田将生)は、いつも振り回されてばかり。しかしそんな彼らの間には、仲間としての絆が着実に芽生えていました。そんな矢先に百合根の栄転が決まり、異動を3日後に控えたある日、事件が起こります。受刑者を乗せていた護送車が交差点で乗用車と衝突し、横転。3名の受刑者が拳銃を奪って逃走してしまったのでした。すぐに対策本部が設置され、幸い受刑者はすぐに確保されますが、警察の失態を非難するツイートがネットで拡散してしまいます。


 捜査一課の理事官・松戸(瀬戸朝香)は、事故の原因を究明するよう指示を出しますが、その彼女の下に赤城が現れ、
「今回の脱走劇は仕組まれたものだ。」
と豪語します。彼によると、事故当時の交差点は双方の信号が青になっており、これは警察の交通システムにハッキング出来る、高度な技術を持ったハッカーの仕業だとのこと。さらに、事故を起こす絶妙なタイミングで青になっていることから、犯人は現場付近にいたと断定。防犯カメラの映像などから、受刑者達が銃を持って逃げ込んだコンビニ内の客で、1人だけ怯えた表情をしていなかった男・鏑木(ユースケ・サンタマリア)が怪しいと睨み、既に住所を特定していました。ぶ然とする松戸でしたが、渋々部下を鏑木の確保に向かわせます。


 ところが、いざ刑事達が到着してみると、その住所は真っ赤な偽物。赤城のデスクに本物の住所が書かれている資料を見つけた百合根は、また赤城のスタンドプレイだと呆れ、刑事達に本物の住所を伝えます。しかし、急行した刑事達が発見したのは、鏑木と見られる焼身死体と、現場から立ち去る赤城の姿でした。このことがきっかけとなり、赤城は殺人の容疑者として逮捕されてしまい、STは解散へと追い込まれてしまうのでしたが・・・。


 イマドキの刑事ドラマらしく、テロップやCGをふんだんに使った演出が目を引きます。テレビ版の知識は、勿論あった方がより面白いかとは思いますが、最悪なくても大丈夫そうです。容疑者・赤城と、彼の敵に回ったSTのメンバー、そして謎の天才ハッカー・鏑木と、三つ巴の頭脳戦が繰り広げられ、相手の裏の裏をかく展開がとても痛快です。


 その中にあって、やはり感動させられるのが、STの熱い絆。一見仲が悪そうに見えて、どこかでお互いのことを思いやっている、そんな温かさが胸を熱くします。笑って泣けて、ハラハラ出来る。ステキな刑事ドラマに仕上がっています。


【ワンチャン・ポイント】
※窪田正孝さん・・・本作では、STのメンバー・黒崎役。新進気鋭の若手俳優さんで、最近では「闇金ウシジマくんPart2」でのホスト役や、「抱きしめたい -真実の物語-」での北川景子さんの友人の障がい者役、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」での人気バンドのメンバー役なんかでご出演されています。面白いところでは、「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」にも出ていらっしゃいますね(笑)。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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